金木犀が香る季節に、恋する音楽
この季節になると、なぜか不意に金木犀の香りが恋しくなる。帰り道、通りすがりの小道、わざわざ寄り道して花を探してしまいます。
いざ見つけようと思うと、そう簡単にはいかないもので、昔ならどこかしらにはあったのになぁ、なんて思ったり。一度嗅ぐと、「あぁ… もうしばらくは嗅がなくていや」と思うくらい強烈な香りなのに、見つからないと欲しくなる。それは何だか、あの頃の刹那的な激しい恋の(ありもしない)再来を求める気分にも似ていて… 。
と、妄想はそこそこに、そろそろ蚊に腕を刺され始め