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短歌読もうぜ

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好きな歌集や短歌を挙げて、なんで好きなのかって理由をつらつらと述べていきます 評というほど高尚じゃないけど、感想よりも一歩前へいきたい
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#読書

柴田葵「母の愛、僕のラブ」を読む

柴田葵「母の愛、僕のラブ」を読む

 タイトルが強烈で、一度聞いたら二度と忘れない。「母の愛」はものすごい正しさを秘めていて、それに対する「僕」はきっと同じ愛を持たない。「僕」が抱くのは「ラブ」、それは「母の愛」ほど正しくも美しくもないかもしれないけど、「僕」になくてはならないもの。そんな主体の決意めいたものを、このタイトルから感じた。

恋人はふたりで勝てばいいと言う プリキュア我らはきっとプリキュア
 連作「ぺらぺらなおでん」よ

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