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英才教育を受けてきた

今日は、ヘルパーさんの日であった。

30分ぐらいたった頃であろうか。

息子福山が、5kgの米を担いで帰宅した。

朝、旦那と相談をしていたので、今日、息子福山が米を買ってきてくれる事は知っていたのである。

という事で、お昼には米が無かったので、すいとんを作った。

おでんの大根の残りと、キャロットラペを作った残りのニンジンを入れて。

息子福山は、お昼は、カツカレーを買ってきたようで、レンチンする。

その間、安くて大きかったからとカンパーニュという名のパンも買ってきたようである。

パンの袋をのぞいたら、ブールであった。

皮の美味しいパンである。

バターを塗って食べると美味しいよと、息子福山にバターを渡す。

ダイニングテーブルを陣取って、カツカレーとカンパーニュをほうばる息子福山の登場で、ヘルパーさんが掃除機をかけることが出来なくて困っていたようである。

食べ終えた息子福山に、掃除機をかける旨を伝えて、2階にあがってもらったのは、ヘルパーさんの時間の終わりの5分前であった。

時間の終わりにヘルパーさんは、報告書を書く。

急いでいるのに、字はいつも通り美しい。

「急いでいるのに、字が綺麗で乱れないですね。」とヘルパーさんに声をかけると、アジフライさんのほうが字が綺麗じゃないですか。上司も言っていましたよ。と回答が返ってきた。

幼稚園の時に、父親に細筆を持たされて字の書き方をしつけられたからねと。

幼稚園から習字を習って、小学生で5段を取ったけれど、字の練習をしたのは、経理事務で働いていた時で。

請求書とか100件以上も封筒の表書きを書かなければいけない時代で、社長が字の綺麗な人だったから、社長の字をまねて練習したんですと答えた。

いいお父さんじゃないの。とヘルパーさんがのたまうので、平泳ぎの泳ぎ方も父親からしつこく指導をされた話もした。

スポーツ全般が致命的なアジフライなのであるが、水泳とスキーだけは得意なんだけど、水泳はクロールで早く泳げるとかではなくて、海でぷかぷかと長時間浮いていられるという特技を持っているだけで、と。

小さい頃、銭湯の大人の深い湯船に入って、立ち泳ぎとかの練習もしたことを告げる。

もちろん、立ち泳ぎも父親から厳しく指導を受けた。

そんな話を、ヘルパーさんの帰り際に話して盛り上がった。

そういえば、幼稚園の頃から、小学館の小学1年生を買い与えられ、学年の一学年上の本を読まされたのであるが、先取り学習は、代々受け継がれた事であると、父親はのたまっていたな。

そのおかげで、学校で、連載の漫画の話が出来なくて困ったこっちの身にもなってくれと。

たまねぎたまちゃん、大好きだったな。たまねぎたまちゃんの話をクラスメートとしたかった思い出。


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