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メロンの気持ち

昨夜、リビング内にメロンの熟した香りが漂った。

だんなに、メロンを切ろうかと提案したら、メロンを凍らせておいてくれた方が良いと言われ、「じゃあ、明日、やろう。」と、メロンを切るのをやめた。

そのメロンは、いとこが送ってくれた特撰メロンである。

ひと箱にメロンが2個入っていて、かなり立派な贈答品である。

一個目は、メロンひと玉を4等分した。

4等分とは、メロンを半分に切って、またそれを半分にした大きさだ。

なんて、贅沢な食べ方なのだろう。

通常は、メロンひと玉を6等分ぐらいなのだろうか?

前回は、一切れ余ったメロンを小さく切って冷凍にしたのだけれど、そのカチコチのメロンを旦那が気に入ったらしい。

そんな訳で、本日、2個目のメロンを切ったのである。

2階から降りてきてた息子福山に、メロンを食べるか問うと、「食べる」とのたまうので、じゃあと、切り分けて、半分のメロンを小さく切って、旦那用にメロンを冷凍した。

皆さんは、メロンを食べる時にどうしていますか?

どこかのお店でメロンを頂いた時に、食べやすいように、切込みを入れていたのを真似して、我が家で食べる時も、切込みを入れるようになった。

皮に沿って切込みを入れて、実も一口大に切れ込みを入れて提供する。

いつものように、切込みを入れて、朝食後に食べる息子福山のメロンは、ラップをして冷蔵庫で冷やした。

自分用にも切れ込みを入れて、早速、メロンを頂いたのであるが、実に、熟していて食べごろであった。

熟したメロンは、常温の方が美味しいと思う。

常温の方がより一層甘さが際立つような気がする。

そういえば、メロンで思い出がある。

もともと、スイカもメロンも皮ぎりぎりまでいただく性格だ。

スイカも白いところが出るまでいただく。

そんな性格が災いして、同僚の結婚式でこんな事があった。

同僚の結婚式に、成人式の振袖を着て参加したのだけれど、その時のデザートがメロンであった。

振袖を着ていたが、そんなのお構いなしに、料理はすべて制覇したのであるが、デザートのメロンを食べ終わった時に、となりのおじ様から、「このメロンも食べるかい?」と声をかけられた。

人に良く言われるが、食べる時にすごく「おいしそう」に食べると言われる。

まあ、その時は、おじ様に、お断りをしたのであるが、振袖のくせに、食べっぷりが良かったのだろう。

さて、メロンであるが、メロンの気持ちとして、冷凍されてしまう事は想定外ではなかろうか?

頂いたメロンだからこその贅沢な食べ方のような気がする。


いただいたサポートで美味しいものを食べて、次のnoteに活かします。