父とのお別れエピソード1
noteを更新をしなかった、出来なかった夜の9時過ぎ、一本の電話が鳴ったのです。
ショートステイの施設からの電話でした。
電話先の人は、パニックを起こしているようで、何事が起こったのか最初はわかりませんでした。
父親が急変したとの知らせでした。
施設の方は、聞きました。
延命処置をどうするかを。
母親の時に、父親と延命処置の事について話し合いをしました。
もちろん、病院側から延命処置について問われたからです。
その時に、医師に詳しく聞きました。
延命処置とは、胸を圧迫して心臓マッサージをすることもそうだし、気管挿管するのもそれに当てはまります。
胸を圧迫して人工マッサージをする時に、肋骨が折れて、肋骨が折れると、それは治らないと聞いたことがありました。
胸を圧迫するときに、肋骨が折れて肺に刺さり、口から血があふれ出すこともあるそうです。
気管挿管は、口の中に、L字型の金属を入れるので、本人はすごく苦しいそうです。
父親と相談し、母親には、延命処置を行わない事に決めました。
延命処置を希望しなくても、酸素吸入はしていただけました。
ですから、父親の施設の人に問われた時に、もし、延命処置を行ったことで助かるのならしてもらいたいが、延命処置は望まない事をお伝えしました。
後で聞いたのですが、施設の方は、施設の看護師で、救急車の中で電話をくれていたそうで、父親は心肺停止状態だったそうです。
連絡をもらって、旦那がついてきてくれるというので、家を出る支度をし、玄関を出ようと思った時に、スマホに連絡が入りました。
救急車で運ばれた病院からでした。
再度、延命処置の話を聞かれたのです。
現在、心肺停止状態ですが、血圧を上げる点滴や、気管挿管して、チューブを繋ぐ延命処置を行うか問われたのです。
再度、延命処置は行わない事を伝えました。
家を出る前に、父親の死を確認したのです。
それから、旦那と息子福山と3人で病院に向かいました。
病院について救急の窓口に行くと、地下の1階に行くように指示されました。
母親の最後も地下の1階でした。同じ病院の。
そうそう、同い年の従兄弟も駆けつけてくれて一緒でした。
地下の一階のどこにいるのかわからず先に進むと、それは、霊安室でした。
しかし、部屋の中に横たわっているであろう父親はいませんでした。
その部屋の中には、同行してくれた施設の看護師と警察官がいました。
部屋に入ってすぐ、施設の看護師からまずは、状況を聞きました。
看護師に問いかけたので、警察官がどうぞと席を外しました。
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