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最近、バレエにはまってる

もともと、踊るのが好きである。

近い年の方ならわかるかもしれないが、武富士のダンスCMにはまって、まねしてよく踊っていた。

小さい頃から、習い事はいっぱいさせてもらった。

習字でしょ。そろばんでしょ。ピアノでしょ。

教会で英語も少しの期間習っていた。

高学年では、元教師の先生の塾にも通わせてもらっていた。

しかしながら、習いたかったのは、バレエであった。

小学生の時に、バレエのドラマにはまって憧れていたが、もともと運動神経が悪いので実現はしなかったけれど。

それが、高校生の時に、モダンバレエ教室に通うことになる。

高校1年生の時に、靴屋でバイトをして、まずはお金を貯めた。

バイトしたお金で、教室の入学金とレオタードとタイツとシューズを買った。

毎月のお月謝は、こづかいで賄った。

授業の半分は、バーレッスンで、後半は、フロアーレッスンである。

授業の前は、小さい頃のクラスで、子供たちに更衣室ですれ違うと、プロレスラーだと言われたが、念願のバレエが習えたので、気にもしなかった。

運動神経は無いけれど、柔軟性にはちょっと自信があった。

とはいっても最初は固くって、お教室に通ってレッスンを受けることによって、体は柔らかくなっていった。

習っている間に、発表会のチケットを買わされて困惑したこともある。

その当時は、自分がバレエをすることに興味があった訳で、バレエを見ることに興味があった訳ではないし、自由なお金がそんなにあるわけでもなかったからである。

高校時代は、演劇部でもあったので、自宅でも毎日ベットの端につま先をかけて、腹筋を100回、日課にしていた。

もちろん、部活でも肉体訓練はある。

だから、バレエのレッスンは、すごく役に立った。

自分の部屋を新しくする際に、姿見と壁にレッスンバーを父親に取り付けてもらい、家でもバーレッスンを行った。

前にもnoteに書いたが、高校時代は実に充実していた。

実に、勉強や趣味に大忙しの中、バレエ教室にも毎週通ってレッスンを受けていたのである。

先日、あるバレリーナのバーレッスンの動画を見つけて、心穏やかになった。

簡単に見える足の上げ下ろしも実際はすごい難しい。

バーレッスンは静かに見えるけれど、レッスンを終えた後のレオタードを絞ると汗がしたたりおちるぐらいであった。

ユーチューブでは、どうしても踊る動画にはまりやすい。

もう自分ではできないと思っていたが、左足が治ったら、リビングの椅子の背もたれをバーにみたてて、バーレッスンをしてみようと考えている。


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