「はじき」は、正しい知識?
すみません、今日は、急遽、Photoshopで「はじき」の画像を作ったので、殺風景で。拾い画だと、著作権(笑)に引っかかると思いまして、背景に色を入れたかったのですが、早くnoteを更新したくって、あきらめました。
もっと、Photoshopを自由に動かせるように勉強したいです。
さて、本日、Twitterで、鈴木貫太郎さんが、こんなつぶやきをしたのです。
鈴木貫太郎さんは、YouTubeで活躍している数学の先生です。
ヨビノリさんとのコラボで、鈴木貫太郎さんの事は知っておりました。
さて、この「はじき」のつぶやきに関して、「はじきは、速さ×時間=距離を端的に図式しているだけで、この問題のように単位を無視して、abと答える学生がおかしいだけで、別問題であると思う。公文出身だからじゃなくて、単に数学のセンスが無い学生さんなんだなという認識で良いのでは?」
と思ったのです。
この意見に対して、鈴木貫太郎さんは、このような返信をくださいました。
その返信に対して、「私は、公文出身ではありませんが、小学校の段階で、単位に気をつけて解くよう、しつこく指導を受けた記憶があります。 その指導が、現在無いということでしょうか? 指導しているけど、理解をしていない学生が多いという事でしょうか?」と返信をしたのですが、どうも話がちくはぐで食い違っている事に気が付き調べました。
この「はじき」は、公文式の教えではなく、「公式」と呼ばれており、公文式の教えではなかったのです。
「公文で教えているのか勘違いしてました。 小学校では、速さを6年生で習うのですね。 公式は、学習指導要領にも載っていないので、 教科書には載っていないのに、小学校で習うみたいですね。 教える時に、単位を気をつける様に広めなければ。」と自分の間違いを詫びたわけでありますが。
この話を息子福山に聞いてみたんです。
理系男子は、ふうん。でした。
「はじき」の図は、誰が言い出したのかわかりませんが、生み出した人の手を離れて、教える先生方がその意図を汲み取れなくて、生徒に指導を行っているから、勘違いして覚えている生徒が多いのではないかと思いました。
私はこの問題で思ったのですが、他の教科も共通していえる事は、同じ授業を聞いたからと、全員が完ぺきに理解できることは無いという事です。
一番良いのは、どんな問題に対しても小学校の間に、「単位はそろえて計算しましょう。」と口を酸っぱくして子供たちに教えるのが良いと思いますが、理解が出来ない子には、大学生になってからでも、間違いに気が付いた時に、学ばせるしかないんじゃないですかね。
学ぶには、遅いという事が無いし、知りたいと思った時が学ぶ時期だと。
「はじき」は、とっても印象に残る覚え方です。
「撲滅」などと言わないで、「はじき」の取り扱いを覚えて、正しく導く事を広める方法を考えた方がメリットがあるような気がします。
生徒の理解力の無さを「はじき」のせいにしているのが、私はおかしいと思います。
道具は使いようです。
便利なものは、正しい使い方をしてこそ生きてくるんだと思います。
子供たちの印象に残る「はじき」だからこそ、「はじき」を扱う先生たちの腕のみせどころではないでしょうか?
追記、大手運送会社でのパート採用のテストで、2次方程式の問題が出ました。
もちろん解けて採用されました。
数学も時給を稼ぐのに、役に立ちますよ。
いただいたサポートで美味しいものを食べて、次のnoteに活かします。