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高校入試の手引き(私立編)

このnoteの読者さんには、学生さんもいれば、お子さんをお持ちの方もおられるので、うちの息子福山の経験談を書きたいと思います。

息子福山の高校受験は、内申が無かったので、非常に絶望的なところから学校訪問が始まりました。

当時の中学校の担任が赴任したばかりの1年生。

進路指導の3者面談に足を運んだ旦那に、担任が差し出したのは、通信制の学校だったそうです。

うちは、二人目の高校受験でしたので、担任よりも知識は持っていたので、中学の担任にまかせていたら、とんでもない結果になっていたでしょう。

当時の息子福山はプライドばかりが高くって、内申は、提出物を出せない魔物との戦いで、偏差値は持っているけど、内申は死んでいる状態でした。

個人学習塾で行った公開テストでは、内申ではかなわない高めの公立高校の合格判定が出ていたので、併願校として印刷されていた私立高校3校の学校に学校訪問に伺い、個別相談をさせていただいたのですが、併願するには、内申が足らず、3校ともお断りを受けました。

私立高校は、全体の説明会で、確約の取れる内申を発表する場合と、個別相談で教えてもらえる場合があります。

確約の取れていない受験で合格するには一般受験の道しかありません。

現時点では、3年間部活動をしていた事で、+2点と、個別相談に参加した事による+1点を加算して確約の取れるのは、1校で単願のみです。

公立高校の受験は、内申が無いため、持ち点の内申と当日の点数を合計してぎりぎりの学校をチャレンジ受験と考え、どうしても私立高校の併願の確約が欲しかったのです。

中学校の担任は、併願の私立高校の学校名を出したら、「絶対、無理!!」と、単願の確約が取れたにもかかわらず、取り合ってくれませんでした。

ここで、奇蹟がおこります。奇跡と言うよりも必然的な結果だったのですが、家族一丸となり、息子福山に提出物をすべて終わらせて学校に提出する事させたのです。結果、最終的な内申がかなり上がったんです。

その内申を持って、もし、落ちた場合でも納得して通えると息子福山が考えた、単願の確約が出ている私立高校へ、再び、個別相談に行きました。

そしたら、無事、併願の確約が取れました。部活や個別相談の加点を使用しなくても内申のみでゲットです。その後は、願書を出し、書類選考のみで合格が決まるとの事でした。

無事、併願校を確保した息子福山は、全力で公立の高校受験に取り組みましたけど、結果、私立高校に通う事になりました。

私立高校に合格するには、確約は必須です。

加点については、高校によるようですので、ただ、学校訪問をするだけでなく、必ず個別相談で、自分の場合、お子さんの場合の個別の相談をする事をお勧めします。

ちょうど、今頃ですかね。思い出したので書き留めました。


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