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子供の時の天敵

子供の頃の天敵は、ボクシングとプロ野球でした。

小さい頃、銭湯に通っていました。確か小さい頃は、夕方、銭湯に通っていた記憶があって、お風呂上りに隣の氷屋さんでアイスを買ってもらったものです。

少し大きくなると銭湯には夜行くようになりました。

夕方、銭湯に行っている時は、ベビーベットにいる赤ちゃんをあやす事が楽しみだったのですが、夜、行くようになるとテレビが楽しみでした。

男湯と女湯の間の壁の中央部分にテレビがあって、番台に座る人が一番テレビを観やすかったんではないですかね。

番台におじさんが座る時は、いつもボクシングがついていました。

ちぇ、興味ないのに今日はボクシングかと、不機嫌に着替えをしていた記憶です。

新型コロナの影響でもうすぐ開幕のプロ野球ですが、子供の頃は、民放でプロ野球を放映する事が今よりも多くて、プロ野球が開幕すると、楽しみだったアニメやドラマが観れなかったりすることが多く、小さい頃からプロ野球は天敵でした。

家では優先的にテレビを見せてもらっていた事を大きくなって気が付きました。どうやら父親は中日のファンで、家でもプロ野球を観たかったようなのですが、我慢していたらしいです。

その影響か、スポーツを観戦する楽しみをあまり知りません。

そんなアジフライですが、息子福山が高校に進学し、たまたま野球部が強豪校だったために、全校応援に行くことになって、地方大会の決勝戦に一度スタンドまで出向いて高校野球を応援する事がありました。

真夏のスタンドはすごく暑くて1回でリタイヤして、テレビ観戦に切り替えたのですが、スタンドよりもマウンドの方が熱いと聞きすごいなと体感で感じた経験です。

その時、初めて野球の楽しさを知ったのです。

息子福山の同級生が一年からレギュラーで活躍していたので、我が子の様に応援していました。3年間は、夏と言えば高校野球で7月は大盛り上がりでしたね。

でも、未だにプロ野球はそれほど観たいと思わないんですよね。

高校野球って、3年間と言う時間が区切られているから一所懸命さが伝わると言うか、やっぱり自分の子供と同じぐらいの子達の頑張りを身近に感じるのが心を震わせたのではないかと思われます。

そういや、うちの旦那、阪神ファンなんですけど、新聞を取っていた当時は、読売新聞の勧誘の人が来た時によく、「うちの旦那阪神ファンなので読売は取れません。」と断っていたな~~。

現在は、地上波でプロ野球の放映があまり無いのでアジフライ的には嬉しいんですけど、スポーツ観戦が好きな人って多いんですね。

昨日も旦那と話していたんですけど、スタンドで一体となって応援するのが好きであって野球そのものが面白いと感じている人って少ないんじゃないかなと言ったら、そんな事ないだろとすっぱりと切り捨てられてしまいました。

何のために応援するのか、応援する人達はスポーツ観戦に何を求めているんですかね。そのへんがこの歳になっても謎なアジフライです。


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