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指定校推薦合格後の課題に要注意

まずは、指定校推薦合格おめでとうございます。

当人はもとより、寄り添ったご家族様にとっては、長い年月の見守りがあり、感慨深い出来事でしょう。

さて、本日は、その指定校推薦合格後の課題が大学入学後の分かれ道である事をお話したいと思います。

我が家の息子も指定校推薦で理系大学に合格しました。

なぜ、指定校推薦を選択したかといいますと、高校入学してすぐの定期試験で、クラスで5番の成績だったからです。

また、高校受験に失敗した息子福山が、同じ轍を踏むまいと、学習意欲があった点もぬぐえません。

指定校推薦の評定を取るには、高校3年間、成績の上位を維持しなければいけません。

我が家は、塾や予備校に通わず、指定校推薦の枠をゲットしました。

それは、それは、長い3年間でした。

高校2年生の時に、理系クラスになり、定期テストごとに、クラス全員の成績が書き出された用紙が配られるようになりました。

クラスの5番までは、実名入りで。

なんどか、息子福山は、実名が載りました。

そんな虎の穴のようなクラスでしたが、これもまた、息子福山の意欲をかき立てる要因でもありました。

息子福山が大学を決めたのは、オープンスクールの参加です。

もちろん、自宅から通いやすい点も考慮されました。

高校がとてもきめ細やかな指導をしてくださったので、あまり親の出番はありませんでした。

おかげさまで、第一志望の大学の学部に合格する事となったのですが、合格後、課題が出ました。

なかなか難しい課題でしたが、わかるところだけを埋めて、課題を毎週提出していたようです。

それが、大学に入ってからの分かれ道となりました。

指定校推薦の評価を得るために、学校の定期試験の対策はしておりましたが、一般受験の準備はしていませんでした。

そこで、大学に入学してから、一般受験組と差がついてしまったのです。

一般受験組は優秀だと、息子福山は、嘆いていました。

そして、留年。

その分かれ道は、合格後の課題の取り組みにあったような気がします。

猛烈に追い込んで一般受験をしたものに追いつくには、合格後の課題を全て埋める努力が必要だったのです。

合格後の課題は、実力を見るものではなく、知識を得るものだったのです。

分からないところは、調べてでも埋める位の気持ちが必要だったという事です。

まあ、文系と理系との違いもあるかもしれませんが、一般受験組と肩を並べるには、よほどの努力が必要でしょう。

留年するにも、個人差があるとは思われますが。

今だからこそ、現在、課題に取り組んでいる方に向けてのメッセージです。

課題の手を抜くな。


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