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クリスマスイブと0円生活
今日は、実家でボッチイブです。
今日、実家の仏壇の回収がありまして、実家に来ています。
今回の滞在は、0円生活と決めています。
年末ということで、食糧の在庫整理も兼ねての事です。
いつも実家を訪れるときは、駅前のスーパーで、滞在日分の食料を買い込むのですが、今回は、スーパーに寄りませんでした。
今回購入したのは、自販機でお茶のペットボトル2本と、ついでに自分用の不二家のピーチネクターです。
仏壇を新たに購入した時に、ダイレクトメールを持ち込んだので、古い仏壇の回収代が無料になりました。
そして、実際に、仏壇を回収に来るのは、佐川さんです。
その佐川さんの人に渡すためのペットボトルです。
佐川さんも仕事なのですよ。
仕事なんだけど、こちらとしては、1円も支払わない立場の時に、お茶を一本差し出します。
そうすると、今まで、仕事の顔をしていた人の、本来の笑顔に触れることができるんです。
仕事なので、仕事をしたらお給料はいただけるのですが、触れ合ったものとして、手放しでは無料を喜べません。
一度、その本来の笑顔に触れてしまうと、良い人振りたくなるんですよ。
父親は、若い頃は、各家庭を回る電気屋さんでした。
大抵、お茶やお茶菓子の接待を受けました。
その話を小さい頃からよく聞きました。
父親が丁寧な扱いを受けてきた事が嬉しかったのです。
だから、子供の頃、お留守番をしている時に、水道工事の人が訪問した際も、お茶を振る舞いました。
父親が受けたお返しを子供がてらにしたかったんでしょう。
父親は晩年、何でも屋をしてました。
大体がご近所の困りごとを解決する仕事をしていたのですが、どの際も、料金の他に、いろいろなものをいただいて帰ってきました。
まあ、ご近所さんのお付き合いというのもあるのでしょうが、労働に対する賃金とは別の心遣いというものが好きでした。
現在、賃貸に住んでいますが、修理は大家さんが払ってくれます。
なので、業者が修理に来てもお支払いをしないのですが、その際、来ていただいた業者の方には、お茶を一本は欠かせません。
そういえば、先日の登記も無料で行うことが出来たので、相談できる会社を紹介してくださった方と、無料で相談に乗っていただいた会社にお礼の品をお送りしました。
無料とはいえ、その方達の時間を奪ってしまったので、そのままというのは、いけないと思うからです。
ちょっとした心遣い。
もし父親がその心遣いに触れてなければ、その大切さに気が付かなかったのではないでしょうか。
今晩は、父親が残した炒飯の素を使用して、チャーハンを作り、実家に残っていた198円のおでんを温めて、夕飯を済ませました。
冷凍していた白米も使い切りました。
今日は、クリスマスイブ。
ミュージックステイションを聴きながら、noteを記す。
いただいたサポートで美味しいものを食べて、次のnoteに活かします。