見出し画像

メロンが届いた

今朝早くに、自宅のチャイムが鳴って宅配便さんがやってきた。

メロンを持って。

いとこが、送ってくれたメロンである。

いとこの家からは、子供の頃から、夏には、すいかが3玉ぐらいやってきていた。

最初は、すいかに大喜びなのであるが、3玉目ぐらいになると、切って食べるのではなく、スイカを半分に切って中身をくりぬいて、タッパに入れて保存して食べる感じである。

数年前は、叔母がかぼちゃをひと箱送ってくれた。

丸々のかぼちゃが、箱の中にごろごろ入っていて、おすそ分けに回っても、丸ごとのかぼちゃで、もらっても困るような反応をされる。

冬は、大根などが家にやってきた記憶だ。

父親が独り暮らしをしていた時にも、実家に行くと、いとこがメロンを持って訪れたらしく、仏壇にメロンが供えてあった。

それが、今度は、我が家にやってきたのである。

ひと箱にメロンが2個も入っていて、それだけでも食べるのが大変なのである。

お返しは、千疋屋のゼリーと決めている。

息子福山にその話をしたら、果物を加工してお返しするんだねと言われてしまった。

夏は食欲が落ちるので、ゼリーがいいかなと。

いとこの家の地域は、農家が多いので、野菜と魚は有り余っているだろうと、肉でも贈ろうかと思ったのであるが、予算オーバーである。

ということで、やっぱり千疋屋のゼリーにすることにした。

メロンの食べごろは、2日後である。

メロン1個を3人で食べるのも大変な作業である。

生ハムなどで味変する訳にもいかず、どうしようかね。

メロンは美味しいのであるが、この季節、メロンの皮の処分に困る。

生ごみの収集の日を目指して、メロンを食べないととプレッシャーがかかるのである。

すいかもそうであるが、メロンもメロンで悩ましい。

贅沢な悩みである。

その点、冬のみかんはいい。

母親に、夏はハムで、冬がみかんが良いと、おねだりをしていた。

今は、もう送られてくることは無いので、みかんが大好きなだんなの為に、みかんをひと箱Amazonで注文している。

不揃い品でお安めのみかんとあるが、旬なので、美味しいみかんが届く、お得品である。

とりあえず、今日届いたメロンは、仏壇に供えてある。

父親は、毎日のように、100g1000円のいつもの煎茶で、仏壇にお茶を供えていたのであるが、我が家では、お茶を飲む習慣が無い。

なので、お茶は、たまにしか上がらない。

お線香もぼちぼちである。

そんな中、メロンを供えたタイミングで、お線香をたいた。

父親が天国からこの様子を見たら、顔をしかめるかもしれない。

我が家の仏壇には、両親はいないような気がする。

両親は、お墓にいるような気がする。

7月は、お盆。

お墓参りで、家族の近況でも報告してくるか。


いただいたサポートで美味しいものを食べて、次のnoteに活かします。