神様になった愛犬
2020年9月3日
夜10時頃
大好きな愛犬が虹の橋を渡って行きました。
去年辺りから、お散歩中に倒れたりすることがあり、心臓が悪かったのですが
3月後半に、腹水が溜まって歩けなくなりました。
でも、そこから約5ヶ月も頑張ってくれて
本当に名犬だと思います。
実は、4月頭、タイミングが良いのか悪いのか、
コロナの影響で緊急事態宣言の少し前から会社がリモートワークになりました。
それが、愛犬が歩けなくなったくらいのタイミング。
自分でご飯も食べに行けない、お水も飲みに行けない愛犬のために
実家に帰って在宅勤務しながら愛犬の面倒を見ることにしました。
歩けなくなった時は、もうあと数日だろうな、、、なんて覚悟してたのですが
なんとびっくり、5ヶ月も頑張ってくれました。
その間に、なんと私には息子も産まれ、
愛犬に合わせてあげることも出来ました。
4月から今まで、リモートワークや産休で実家にいた5ヶ月間。
祖父が他界し、
息子が産まれ、
愛犬が他界し、
本当に色んなことがあったけれど
お陰で愛犬と24時間、5ヶ月の間
寂しさもなく在宅ワークや育児ができ、
祖父と愛犬の最期も看取れ、
新しい命も産まれ、
なんだか不思議だけれど
命の重み、大切さ、命に対する責任感を学べ、
本当に素敵な時を過ごせました。
わたしの一生の中の、素敵な1ページになりました。
今は本当に悲しくて悲しくて
つめたい愛犬の体を受け入れられなくて
涙が止まらないけど
わたしのお産も応援してくれた愛犬は
神様になって
私たちを見守ってくれることと思います。
不思議なことに、わんちゃんはずっっっと一緒にいると
顔を見て何を言ってるか分かるようになるんです
あ、ご飯が欲しいんだ、
おしっこしたんだ、
遊んで欲しいんだ。
などなど
たくさん話してくれたおかげで
晩年は楽に過ごさせてあげられたかなと思ってます。
亡くなった日は、急に食欲もなく、
お水も飲まず、
でも、食べなきゃ元気でないよ?と言うと
大好きなパンを少しだけ、食べてくれました。
うちの実家は父も母も帰りが遅いのですが
愛犬はそれを待っていてくれて
皆が帰ってきて、ご飯を食べ終わったタイミングで
穏やかに息をひきとりました。
私の手の上に顎を乗せて
ゆっくりと旅立ちました。
本当に悲しいできごとだけれど
「こんなに悲しいなら、飼わなきゃよかった」
なんて微塵も思いません。
愛犬は、わたしたちに無償の愛をくれて、
ずっとかわいくいてくれて
手がかかることもあったけれど
ツンデレで、すこし人間らしいところがあって
この世のどこを探しても、同じ模様の子がいない雑種犬で
本当に本当に本当に、大好きです。
たくさんの愛をくれて、ありがとう。
これからも、見守っててね。
おわり。
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