復職に向けて

突然ですが、約3ヶ月の休職を経て、
急遽リハビリとして通勤の練習をすることになりました。

内容としては、
通常の就業時間までに最寄り駅に来れるか、
定時いっぱい活動できるかというところです。

1日を有意義に過ごすため、
取得を目指している｢登録販売者｣と
得意な英語の本をかばんに、
通勤ラッシュの電車に、久しぶりに飛び込みました

結果:途中下車2回、嘔吐3回

見事に体調不良でした。
自分のペースで活動している時は、1週間に数回の嘔吐で済んだのですが、
通勤ラッシュの電車の中で、大量の脂汗・・・。

途中下車すること2回、
朝飲んだ牛乳を吐き、
2回目は吐くものもなく胃液を吐き、
オフィスの最寄り駅に着いて、絞り出すように3回目の嘔吐で、横隔膜と胃袋が痙攣しそうでした・・・

俗に言う安定期に入ったとはいえ、
妊婦とは体調が安定しないものだと痛感しました。

結果、通常の出勤時刻を20分程過ぎての最寄り駅到着。
ただ、電車が10分程度遅延していたこともあり、初日にしては・・・と、自分を苦し紛れに褒めてみます。

つわりは侮れない。が、規則正しい生活は清々しい。

休職中は、旦那の朝ごはんに合わせて起きられる事もあれば、なんとなく気分がすぐれず、昼まで全く起きられない日も多々ありました。

しかし、これからはある程度強制力をもってスケジュールが定められるため、
規則正しい生活をおくるはめになりました笑

規則正しい生活・・・
今まで普通に出来ていたもののハードルが高くなったような気がしますが、
よくよく考えれば、大学生から社会人になる際も、同じような状況だったなぁと。

精神的な不調は随分良くなり、食欲不振や目眩、不眠などはすっかり良くなってきたため、少しずつでいいから前進しようとおもいます。

前向きになってきた事が本当に嬉しい

思えば、休職の診断が出た頃の私は、何をやっても認めてもらえず、苦しく思い、時間をかけて努力してみるものの上手くいかず、いつもなにかに怯えていました。

休職して良くなるもんか、とも思っていました。

心の病気って、思っていた以上に厄介で、どんな人もなる可能性があるうえ、外傷が無いので治った治らないの判断がしにくい。

ですが、3ヶ月前と比べて、前向きになって、
人生これからだって思えるようになり、
お腹の赤ちゃんと旦那の支えを借りながら頑張ろう。って思えるようになりました。

私みたいに期間を休めば症状が軽くなる人もいれば、
長い戦いを頑張ってる患者さんも沢山いるとおもいます。

そんな中で、
人生、仕事が全てじゃないし、
｢市場価値｣で｢自分の価値｣は決まらない。

と言うことを、痛感しました。

これからも大変なことはたくさんあります。もちろん。
でも今度は、山を少しずつ登っていく大変さだとおもって、頂上の綺麗な景色を眺めるために、少しずつ歩み進めたいです。

体調だけ気をつけながら。笑

おわり