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お客様と本音で向き合い、自分自身が成長しながら価値あるサービスを提供し続けたい | ピースマインドの”はたらくをよくする®社員"営業部の碓井啓佑さんにWhyピースマインドを語ってもらいました。

こんにちは。
ピースマインド広報担当の末木です。

毎週水曜日に実施している営業部の朝会では、「知の共有」と題して、持ち回りで1人のメンバーが1つのトピックについて15分程度の発表をする時間があります。話題は自分がいま興味があることなら何でもOK。マーケティング論や倫理学など仕事に直結するテーマから、地元のおすすめのスイーツや趣味の旅行やダイビング、メイクや漫画など、毎週幅広いテーマの話が聞ける楽しみな時間です。

最近印象深かったのは、営業部 チームリーダー 碓井啓佑さんの「カフェから始める新経済」という発表。某カフェを例に挙げ、GDPだけでは人間の幸福度を測りきれない現代社会における、「成果=利益/(投下資本×時間)」という考え方を共有してくれました。

今回は、いつもゆったりした関西弁で穏やかな雰囲気でありつつ、秘めたる闘志に満ちた碓井さんに、ピースマインドではたらく理由を語ってもらいました。

一緒にはたらく人を自分で選び、価値のあるサービスを共に訴求したい

末木:
碓井さんは、ピースマインドに入社する前はどんな仕事をされていたのですか?

碓井:
前職は大手通信インフラ会社でアライアンス営業をしていました。主に光インターネット事業への参入提案を通じて、通信と異業種の協業を進め、新しい市場を開拓する仕事です。例えば、ガス会社や外国人材派遣業、大学、SIerの法人などと提携して、「○○光」といった世の中にまだない新しいサービスをゼロイチで作ることにやりがいを感じていました。

末木:
異なる業種の大手企業からピースマインドに転職したきっかけは何ですか?

碓井:
前職は、大きな組織だったこともあり、福利厚生が充実していて残業も少なく、安定収入が得られるコスパの高い職場だと思っていました。ところが、先輩社員の様子を見ていると、年次が上がるにつれてそのコスパがどんどん下がっていくように感じたんです。

末木:
なぜそう感じたのですか?

碓井:
なんとなく目がイキイキしていない人が多いというか…上司の顔色を伺いながら動いている人も多かったように感じます。自分自身も、営業の組織であるにもかかわらず社内説明資料の作成に最も注意と時間を割いている時期もあって、そんな働き方に違和感を覚えるようになりました。近い将来の画として覇気のない状態で仕事をしている自分の姿が脳裏によぎり、このままでいいのだろうかと考えるようになりました。キャリアを狭めないことを理由に新卒で働く会社として通信業界を選んだのですが、もともと3〜5年経ったら次のキャリア(業界・役割)を考えようと思っていたので、実際に入社5年目のタイミングで転職を決めました。

末木:
数ある選択肢の中から、ピースマインドを選んだ理由を聞かせてください。

碓井:
学生時代から、メンタルヘルス業界に興味を持っていたことが、入社を決めた大きな理由の一つです。社会人になると周りの知人や友人がハラスメント被害やメンタル不調に陥ったという話をよく聞くようになりました。自分自身も学生時代に軽いパニック症を経験して、それまで自分はメンタル不調とは無縁の人間だと思っていたけれど、誰でも当事者になり得るのだと実体験を通して気づいたんです。そこから、メンタル不調になって辛い経験をする人が増えないように、自分がある種の砦になれる道がないかと考えるようになりました。1日8時間という多くの時間を費やす仕事ですから、心から価値を信じられるサービスに携わりたいという思いも強かったですね

ピースマインドを選んだもう一つの大きな理由は、誰と働くかを入社前に自分で確認できたことです。一次面接で現在の上司の宮武さん、二次面接でスーパーバイザーの方、三次面接で社長の荻原さんと話しました。それとは別に、内定承諾前に、もう一度宮武さんと先輩営業の方と直接話す機会をもらいました。宮武さんには営業部のビジョンや目標設定など業務の全体観、先輩営業の方にはピースマインドの営業スタイルや実際に営業活動を進めていく手順から始まり、「宮武さんってぶっちゃけどんな人?」など、社員のリアルな様子などもカジュアルに聞くことができました。

末木:
社員と直接話すことで、ピースマインドの雰囲気や特徴を感じ取ってもらえましたか?

碓井:
「上司ガチャ」という言葉があるように、大きな会社になるほど一緒にはたらく人や仕事を自分で選択することが難しくなると感じていました。その一方で転職はそれらに比較的裁量権があるイメージだったので、実際に面接や話し合いを通じて社員の様子や環境を知っておきたいという思いがありました。それが実現できたので、ピースマインドで働くことを具体的にイメージしやすくなり、ここで働くことが自分にとって良い選択だと確信し、安心して入社することができました。

末木:
入社後に感じるピースマインドの魅力はどんなところですか?

碓井:
一番の魅力は人の良さですね。お互いに思いやりをもって接しているところが好きです。あとは情報がオープンなところですね。新しいプロジェクトの進捗など、社内の情報は他部門の様子もslackの社員ならだれでも見ることができるオープンチャネルで会話されるので追えますし、オンラインミーティングでも基本的に顔出しをする文化があります。

末木:
友人や家族と話していると、オンラインミーティングは基本カメラオフで音声だけで参加するという文化の会社もあるそうですね。ピースマインドの顔出し文化に慣れていると、顔が見えない人と話すのは緊張しそうだなと思ってしまいます。

碓井:
そうですよね。話のしやすさは環境要因も大きいと感じます。オープンという意味合いでは、自分がやりたいことは実行を応援してもらえる環境が整っていて、上司の意向や顔色に影響されすぎず、自分のペースや考えで仕事ができるのも魅力です。オーバーワークになりそうな時も、話をしっかり聞いてもらえるので、「この程度でキャパオーバーだと思われたらどうしよう」といった不安を感じることなく手を上げやすい環境です。実際「ちょっとぱつってきたな」と思った時に思い切って上司に伝えたことがあったんですが、ちゃんと受け止めてもらえて、話しただけで「あれ、まだいけるな」と思えたこともありました。これは、メンタルヘルスの専門企業ならではの特徴だと感じています。

ある日の会議の様子。壁側にいるのが上司の宮武さん。

お客様と共に理想と現実の間で悩みながらも本音で話し合い、対等なチームとして課題を解決していきたい

末木:
現在の業務内容について教えてください。

碓井:
西日本エリアのフィールドセールスとカスタマーサクセス、インサイドセールスチームのリーダーを兼務しています。営業職として提案営業をする他、チームの数値管理や方針決定、他チームとの調整等を行っています。

末木:
仕事のやりがいはどんなところに感じますか?

碓井:
お客様と一体となって本質を追いかける仕事ができるとやりがいを感じます。メンタルヘルスやHR(Human Resources)の領域では成果の可視化が難しく、中長期的な取り組みが求められることが多々あります。そんな中、多くのお客様が理想(担当者としてのウィル)と現実(予算や上席の意向等)の間で悩まれています。時には「上から言われたので…」という手段が目的化した”やらされ仕事”を相談してこられる方もいらっしゃいます。

末木:
業務が忙しい中で理想通りに仕事を進めることが難しく、上司の意向や慣習に違和感があっても、改善策を打つゆとりがないといった苦悩を抱える人事の方は一定数いらっしゃるでしょうね。

碓井:
そうですね。でも、営業担当としてお話の機会を重ねていくと、徐々にその苦しさや本当にやりたい事を本音でお話しいただけることが多いんです。やりたいことの実現に向け、本質に立ち返って同じ目線で考えさせていただき、1つ1つハードルをクリアしていくことができると「お客様とベンダー」という境界線が徐々に溶けていき、対等な1つのチームになっていく感覚があります。そうした関係性で出来る仕事は”いい仕事”だと感じます。お客様と共に理想と現実の間で悩みながらも、本音で話し合い、対等なチームとして問題を解決していくプロセスには、とてもやりがいを感じますね。

お客様先の人事のご担当者のみなさまは、熱い思いをもって職場改善施策に取り組んでいらっしゃる方が多いので、その熱量にはとても刺激を受けますし、その思いに120%で応えたいと強く思います。お客様の思いに直接触れられることも営業職の面白さだと感じています。

自分自身が成長を続けながら、誇りを持って、価値のある「本物」のサービスを提供し続けたい

末木:
学生時代からメンタルヘルスに興味があったと言っていましたが、実際に専門企業に入社して、この業界ならではの仕事の楽しさを感じることはありますか?

碓井:
営業担当として、ピースマインドのEAPコンサルタント(心理職)にお客様の課題に対する打ち手を相談する場面が多々あるのですが、みんなあらゆる経験や知識からアドバイスをくれます。自分が立てた仮説に基づいた提案にEAPコンサルタントの専門性がプラスされることで説得力が増すので、自信を持ってお客様に提案が出来るようになりますし、成果にも繋がりやすいです。自分自身の知的好奇心も満たされるため、日々面白さを感じながら働くことができています。

末木:
その感覚、とてもよくわかります。私も「はたよく」記事のインタビューやセミナーの企画などで、EAPコンサルタントのみんなと話す機会が多いのですが、臨床経験に裏付けられた課題解決策やメンタルヘルス領域の最新情報に触れられるので、毎日の仕事の中で得られる学びが多く、楽しい職場だと感じています。

碓井:
新規のお客様から、「産業医の先生がピースマインドは信頼できる企業だとおっしゃっていたので問い合わせました」と言っていただくこともあり、ピースマインドのEAPコンサルタントは、業界内でのレベルも高いと評価していただいているんだなと感じています。

末木:
ご評価いただいていることは本当に嬉しいですよね。お客様の中には、ピースマインドのセミナー参加を社内で促してくださる方もいらっしゃって、毎回人事だけでなく産業保健スタッフのみなさまにも多くご参加いただいています。有益な情報を提供する企業として認めていただけることは嬉しいですし、さらに価値ある情報発信をしていこうというモチベーションにもなりますよね。

碓井:
お客様から「ピースマインドさんは我が社の人事の一部だ」と評価していただいたこともあります。

末木:
それはすごいですね。どんな取り組みと効果がそのような評価に繋がったと思いますか?

碓井:
この企業の皆様がとても温かい方達だというのもあるんですが、最近とてもご相談の多いリスペクト・トレーニングを全社展開・浸透させるプロジェクトを通していただいた評価です。リスペクト・トレーニングは本音ベースで話してもらうワークショップ研修ですが、この提案を進めているとお客様と私たちの間にもリスペクトを持って本音ベースで話し合える関係性が芽生えるなと感じるんですよね。しかも全社に展開するということで、実施内容のすり合わせや講師スケジュールの調整で何度も打合せしました。どの企業様も今は人手が必ずしも潤沢なわけではないと思うんですが、そんな中で自社では推し進めることが困難な課題をそうして一緒に力を合わせて取り組んだことが、そのような評価をいただけたことに繋がっているのかなと感じます。
ちなみによく現地へ研修の見学に行って食堂でお昼をご一緒することもあったんですが、ある日「食堂の券売機で新札が使えないそうです」という社内周知を転送してくださった時はちょっと嬉しいなと感じました。

「はたらくをよくする®」とは?

末木:
ピースマインドでのキャリアを通じて、今後どのような目標を持っていますか?

碓井:
まずは、自分自身がはたらくをよくする®を実践し、その輪を広げていくことです。具体的には、周りのメンバーや顧客担当者様にもその理念を広め、具体的なソリューションを通じて、働く環境を改善していきたいと考えています。また、自分自身のスキルや知識をさらに向上させ、お客様に対してより価値のある提案ができるように努めたいです。

ピースマインドでの経験を通じて、人とのコミュニケーションの重要性を再認識しました。また、メンタルヘルスやHRの領域における専門知識やスキルも向上しました。特に、心理職との連携を通じて、より深い理解を得ることができました。これからも、自分自身の成長を続けながら、お客様に対してより良いサービスを提供し続けたいです。

末木:
碓井さんにとって「はたらくをよくする®」とは何ですか?

碓井:
はたらく人が抱える様々な不安や不満、不和を軽減し、いきいきと仕事に取り組める状態を増やしたいと考えています。まずは自分自身がそのような状態で仕事に取り組み、その輪を周りのメンバーや顧客担当者に広げていきたいと考えています。そして具体的なソリューションを通じて、その先の従業員様にも広げることが「はたらくをよくする®」の体現だと思っています。

末木:
ありがとうございました!


ピースマインドでは、「はたらくをよくする®」に共感し、共創してくれるメンバーを募集しています。ご興味のある方はぜひ以下をご覧ください。




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