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駅のトイレの、そのゆくえ

さてさて。

今日は、あまり使われていない県道を辿り、昔の街道沿いを北上してから、あまり利用客のいない温泉へ浸かってまいりました。

途中、いくつも廃墟となった古い日本家屋と、煽り運転に遭遇しました。たぶん、煽り運転される方々って、とってもうんちがしたくて周りが見えなくて仕方ない方々なんだと思うようにしています漏らせ。

廃墟となった家には役目を終えた「停止」のような雰囲気と、見捨てられた「寂しさ」がそこはかとなく漂っていますよね。でもなんだか僕は、頑張った家、みたいな感じで好きです。

さて、とうとう本日、リレー小説起承転結の「結」が闇夜のカラスさんよりリリースされました。

結は、結前と、結後にわかれておりまして、私はさっき、「結前」を読んで参りました!「結後」は明日の楽しみにとっておく所存でございます!

寿司の盛り合わせとかを食べる時も、だいたい好物は最後に残すタイプです!だいたい最後には、サーモンかイカが玉座に座っております。

まず、
リレー小説「駅のトイレ」
おさらいでございます!

ぜひ読んで行ってくださいね!最後に人形カステラのおまけがありません!



とある男性は、電車通勤の道中、毎朝腹痛を起こして、途中下車してトイレに籠ります。

ある意味、各駅のトイレマイスターのように頻繁に駅のトイレを使っていました。

今日も同じように、駅のトイレを使用しておりました。

すると…。

ふと気づけば、駅のトイレではなく、夜の森のなかをさ迷っていました。森を抜けると、明かりの点った日本家屋があります。

声をかけても誰もおらず、花が活けてあったり電気がつきっぱなしだったり、ついさっきまで人がいた、そんな気配のする日本家屋。

そこで「僕」は逝上という僧侶と出会います。彼も、「僕」と同じように、この日本家屋に迷いこんだようです。僧侶の逝上曰く、どうやらこの家屋は、「マヨヒガ」という伝聞のなかにだけ存在する家のようです。


脱出の手がかりを探すため、ふたりで家屋のなかを調査します。

香木で作られた床柱。鉄瓶に漆塗りの椀。戦後に販売された自動炊飯器。初代スーパーカブ。さまざまな時代の、さまざまな価値観が混在するマヨヒガ。

そして、家から離れた厠には近づかないほうがいいという逝上。

そして明かされる、二人の「ズレ」



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