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人に触られる爆上がり

昨日、鍼灸を受けに行ってきました。マッサージとか整体をよく受けたりするんですが、施術してくれる人の人口としては、男性が圧倒的に多い。けれども、昨日は女性の鍼灸師の方でした。

昔大阪に住んでいた時に、鍼灸師の女の友達がいました。彼女いわく、

「鍼灸は陰陽の思想も入っていたりするんだよ。患者さんと施術者側も陰陽があったりするんだよ。女性が陰、男性が陽。だから、男性が男性を施術するよりも、別の性別の人にやってもらう方が効果が高い場合があるんだよ。」

と、教えてくれた。鍼灸にも流派があるらしいので、全ての鍼灸師が同じ意見ではないと思いますが。

僕は、マッサージとか整体とかを受けていても、同性だとなんだか抵抗があります。これは、美容室でも同じです。男性にやってもらうよりも、女性にやってもらう方が安心する。

お嫁に話すと、私もそうやで、と言います。

「同性に切ってもらうとなんかしっくりこおへんねん。男の人やったら自分の理想の女性像とかあるやん、それで髪型がバッチリ決まるみたいな、なんかそんなんがあるんちゃうかなぁと、思ってるけど。それより、はま寿司買ってきてくれへん?」

こういう意見には共感できる人もできない人もいることは分かります。まず異性に触られるのが嫌という女性も男性もいるでしょうから。

僕は、「触り方」を気にします。男性だと、よっぽど本人が気をつけない限り、どうしても雑な手つきになってしまいます。僕が今まで施術してもらった女性の手つきに違和感を感じなかったのは、おそらく、「養育行動」に関係しているのかなぁと思うわけです。

赤ちゃんの目やにをとる時に乱暴にとる人は居ないし、(おるけど。)赤ちゃんのオムツ取り替える時に乱暴にしたら泣くし(知らんけど)、だから、女性の方が自然とスキルを身につけていくんじゃないかなぁ、と勝手に想像しています。

人間って必ず赤ちゃんの頃の身体記憶があるかと思います。雑に触られれば嫌な気持ちになるし、愛おしく触れられれば、自ずと赤ちゃんの頃の安心安全な(そうじゃない人もおるやろうけど。)記憶を思い出すのだと思います。なので、丁寧に触れられると、少なくとも僕は安心するのです。

人に触れられることが嫌な人は別としても、人に触られることって、大人になっても大事な事だと思っています。

と、昨日女性鍼灸師に施術を受けたあんこですが、昨晩は睡眠熟睡係数が爆上がりしていました。小学校の玉入れで、残り一つで競り勝った赤組の児童のテンション並に、睡眠係数が爆上がりしたのです。

いやあ、気持ちよかったわあ。

人や仕事や、外にばかり意識が向きがちになりますが、自分のことに意識向けてあげると、いろいろ爆上がりなのです。

もうお分かりかも知れませんが、爆上がりという言葉を使いたいだけなのです。


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