愛がもらえる【私がお墓に持っていきたいたったひとつのゲーム】お月見団子とともに
お墓に持っていきたいくらい大好きなゲームをひとつあげてください、と聞かれたらあなたはどんなゲームを思い浮かべますか?
ぴてろんはもう、迷いなくこのゲーム一択です。
Pac-man turns 40
先日(10/19)、パックマンが40周年の日を迎えたということでした。
思えばそれまで基本男性向けだったゲーム事情が、一気に女性の注目を集めた初めてのゲームがコレだったような気がします。懐かしいな~
パックマン40周年記念ストアにグッズもいろいろ出てますねー
思わず衝動買いしたくなるかわいさ!
パックマン パスケース ピンキー
全力で推したいゲーム「moon」
さて本題です。
こちらもまた懐かしいゲームですが昔、プレイステーションで
というゲームがありました。
moonこそ、私がお墓に持っていきたい、
そして全力で推したいゲームなのです!
カテゴリーとしてはRPG(role-playing game)です。
時はドラクエ、FFなどのRPG全盛期。そんな中、moonは「アンチRPG」として生み出されました。
「なぜ勇者は勝手に人ん家のタンスを開けてアイテムを盗むのか?」
「なぜ勇者は世界中のモンスターを淘汰しようとするのか?」
視点を変えると不思議に思える RPG 業界の出来事。まさにRPGのパラダイムシフトですね~。
世界観がなんともかわいらしく、ほのぼのとしていて、プレイする度に、癒やされるゲームなのです。
何よりも音楽が最高でした。
POP, ROCK, JAZZ, FUNK, SOUL, TECHNO, HOUSE, CLASSIC他いろいろ、優秀なクリエイターたちによるあらゆるジャンルの音楽がひしめき合っていました。そのままクラブでDJが回して使える程の、良質な音楽ばかり!
一番癒やされる曲は何といっても、ドビュッシーの「月の光」です。
何回聴いてもいいなぁ。
特定の場所を除いて、ゲーム中のBGMは基本無音で、MD(MoonDisk)でお好みの音楽が任意で選べて再生できるっていうのが最高なんですよねー。
人々の行動と生活が、時間帯で変化することもリアルで良いですね。
オリジナルのソフトと、参考書は今も大切に保管しています。
思い入れの深さ。
秋の夜長にまた、読んでみようかな…
ほのぼのとした完成度の高さ
「もう、勇者しない。」22年ぶりに蘇った戦闘のないRPG、ふたたび。
戦闘のないRPG 。「ラブ」でレベルアップ!
月の輝くある夜、ひとりの少年がテレビの中に吸い込まれてしまいます。少年が落ちたのは、とあるゲームの世界「ムーンワールド」。少年は勇者が経験値稼ぎのために倒したアニマルの魂を救済したり、奇妙な住人達の生き様をのぞき見て、世界中の「ラブ」を集め成長していきます。
モンスターの魂を救え! ソウルキャッチ!
勇者によって退治されたモンスター達は実は罪のない「アニマル」なのです。散歩していると、色々な場所に可哀想な亡骸が転がっています。少年がアニマルの魂をキャッチすることで、彼らの魂を救うことができるのです。
時間で変化する人々の行動と生活
この世界の住人達は曜日や時間で様々な行動を取ります。朝になると花屋さんは職場に出勤し、お城の兵士達は持ち場につきます。夜な夜な秘密の趣味に興じる人もいれば、毎日のんびり釣りをする人も。彼ら一人一人が抱える物語をいくつ見られるでしょうか…?
MDシステム 〜好きな音楽を流そう〜
ゲームのBGMは自分で決めるのが、「moon」のお作法。ゲーム内に登場する音楽再生機能MD(ムーンディスク)を使えば、好きな曲を好きな順にプログラム。お好みのBGMで、町やフィールドを歩き回ることができるのです。
主な登場人物(出典:Wikipedia)
勇者
月の光を食べてしまったとされる竜を退治するために旅に出た人物。経験値を得るために人畜無害のアニマルを倒し続けている。また、他人の家に上がりこみ目ぼしいものを物色する、「ラストダンジョンへ行けない」と料理店で管を巻く等、周囲に散々迷惑をかけて回っている。元から冒険者として名を馳せていたわけではなく、城の大臣の計略により"呪われた鎧"を身につけており、自我はほとんど失われている。少年と同じ名前を持つ。
少年
主人公。RPG『FAKE MOON』(劇中劇)をプレイ中に、TV画面に吸い込まれてMoonの世界「ラブデガルド」に迷い込んでしまった少年。身体が透明になっているため、帽子とチョッキと手袋と靴だけが宙に浮いたように見える。しかし他の住人は「変わっているヒト」程度にしか思わないようだ。ゲーム中で勇者が殺したアニマルたちを、今度は逆に「生き返らせる」事を目的として旅をする事になる。勇者と同じ名前を持つ。
おばあちゃん
町外れに一人(と一匹)で住むとても優しい盲目の老婆。少年と同じ名前の孫がいたが事故で亡くしてしまい、家族はタオという名の犬だけ。ラブデガルドに落ちた少年を孫と思い違い助けた人物。一日に一つ、手作りクッキーをくれる。
タオ
白黒模様のオス犬。あちこちで物を拾って来ては秘密の隠れ家に埋めている。
「moon」の特別限定パッケージ(!!)
Nintendo Switchで10/15、「moon」の特別限定パッケージ版が登場!?!?○$△3#□☓\¥●
…すみません、あまりのことに取り乱しました。
開発極秘資料「moon note - Back Stage '97 -」
ムーンボイスシアターCD「The Child of Happiness」
シアターガイドカード「Imaginary Moonscape」
私は社会人となってからもうゲームは全くしなくなったのですが、それでもハードを買ってでも遊びたいゲームが復活してしまいました。
よくよくみてみると、昨年(2019)10月頃に、ダウンロード版が再販されていたのですねー。疎くてスミマセン
しかし、そもそもNintendo Switchって何っていうところからですよね…
あー思った以上に予算が厳しすぎる~切ない… 本体価格の高さ。
というわけで、Nintendo Switchはフトコロにゆとりある方におまかせして
私は当面、妄想の中で遊ぶことといたします。いつか絶対買ってやる~
でも、100歳以上で無料で入れる大学があるくらいだから…もし私が100まで元気に生きていたらNintendo Switchタダでくれるかも。よし、長生きしよ!
なぜ私はmoonが好きなのか
もちろん、ドラクエやFFは大好きでした。
しかしある時期から、モンスターをばっさばっさと倒してレベルを上げていく…というシステムに違和感を覚えるようになりました。
たしかにこちらの身を守る為には仕方がないのかもしれませんが、やはり生き物の命を断つというのはどうなんだろう…と複雑な葛藤が芽生えてきたのです。
その点でmoonは、勇者によって倒されたモンスターの魂を救うことによって「ラブ」を得て、レベルアップしていくのです!
こんなに愛のあふれるゲームは他にありません。
このようなすばらしいRPGが、「アンチ」でなく、「スタンダード」となるような世の中になってほしいと、切に願います。
お読みいただきありがとうございました。
invisible boy
あとがき
UNDERTALEというゲームも気になります。
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