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【52歳から自分らしく生きるために】自由な発言をしやすい環境の大切さ

アラフィフ責任世代の皆さん、今日もお仕事お疲れ様でした。

月に一度の対面形式ミーティング

私の部署では今日、月に一度の対面形式でのミーティングがありました。

会議室でfact to faceでミーティングに出席した人数が10人ほど、残り5名ほどは、自宅からのオンライン参加でした。

通常は、毎週定例のミーティングがあり、約8割程度のメンバーが自宅からオンライン参加していますので、それに比べるとかなり高い割合でオフィスに出社での参加だったと言えます。

管理職により大きな違いがあった会議の場の雰囲気

私は今の会社に中途入社してから、今からおよそ半年前までの約3年半、別の部署に在籍していました。

その部署でも、週次でミーティングが開催されていましたが、その部署のトップの人間が、私がパワハラの被害にあった上司です。

その上司はいつも不機嫌そうな、怒ったような表情をしていて、会議中には部下達は皆、その上司が不機嫌にならないよう、発表内容や発言内容にとても気を遣っていました。

というのも、何か説明で意図せずとも論理に飛躍があったり、報告内容に不明点があったりすると、その上司から揚げ足をとるようなダメ出しをされたり、報告をしたチームの対応に思慮が不足している点を、鬼の首を取ったようにつっけんどんな言葉で批評するのです。

本来、上司のアドバイスを求めて、相談したくて報告するような内容でもあるはずが、これではろくに相談も出来ません。

このため、コロナ禍以前でも、関係者数十人が出席する週次の会議では、議案について報告する担当者以外は、毎回その上司以外にはほとんど誰も質問や発言をしない、異様に張り詰めた雰囲気で会議が行われていたのです。

一方、適応障害が原因で長期欠勤後、現在の部署に異動となった、現在の会社としては異例の人事を経験した私は、部門長の提案で皆んなの顔を知ってもらいつつ、自由闊達に意見を出し合える会議として、この月1回の対面開催のミーティングが始まってからは、リモート参加も許容される中でもあえてオフィスに出社し、対面でミーティングに出席することとしています。

その一番の理由は、部門長が一人ひとりのメンバーの発言に対し、それがたとえ完璧な内容でなく、ブレインストーミングレベルのざっくりとした意見や、初歩的な質問であっても、真摯に聞く耳を持っているためです。

私はこの部署のミーティングに出席して、(オンラインでもそうなのですが)、若手もベテランもフラットな関係で、お互いに自由に思ったことを言い合える雰囲気で、建設的な議論が行われていることに感銘を受けました

通常、入社して配属になる部署がほぼ変わらない私の会社。
恐らく、私のように部門まで跨いでの部署異動を経験したことのある社員はほとんどいないと思います。

ですから、私の前所属部署の会議がどのような雰囲気の中で行われていたかを知らない今の部署のメンバー達は、自分達がどれほど恵まれた環境で仕事をしているか、あまり実感がないかもしれません。

むしろ、知らない方が幸せなのかも。
私が驚いたのは、同じ会社の中に、こうも顕著に性質の異なる部署があるのか?ということです。

この違いは離職率にも如実に表れています。
私の前所属部署は、入社後1~2年以内という短期間の内に退職する社員が非常に多いのに対して、現在の部署は、在籍年数が長い社員がかなり多い傾向があります。

それだけ前者の部署が社員にとって働きづらい環境であることを物語っており、その原因はとりもなおさずそのトップに君臨する、私にパワハラを働いた上司にある。と考えられます。

部署の違いによる格差から得た気付き

以上のことから、以下の気づきを得ました。

  • 上司がどれだけ風通しのよい職場環境を作ることを意識しているかで、社員の業務に対する積極性やチャレンジしようというマインドに大きな違いが出てくる。

  • 管理職は、その名の通り人を厳格に「管理する」というスタンスでいると、部下が本来もっと高いパフォーマンスを発揮できるチャンスを潰してしまう恐れがある。

  • 本来あるべき管理職の役目は、部下達が最大限のパフォーマンスを発揮できるための環境づくり、必要な支援を行うこと。そもそも「管理職」という名前が、本当の役割を誤認識させている。

  • 個人個人が自由に、臆せずに自分の意見を言え、それを真摯に受け止め、協力してくれる上司と仲間がいる職場は、チームとしての結束が高まり、より困難な課題に対しても前向きに挑戦し、成果を出す素地を作る。

あなたの職場は、社員が自由に自分の意見を言える環境ですか?


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