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【平和ビジネスへの道】#25 世界がもし100人の村だったら ~15年の変化に目を向ける~

こんばんは!かほりです。

今日はとてつもなく眠いので、さっくり。世間が沸く半沢直樹最終回も寝過ごしてしまった…。笑


みなさんは、2001年に一世を風靡した「世界がもし100人の村だったら」を覚えていますか?世界の人口を100人の村に置き換えて、世の中の縮図を紹介するもので、さまざまな言語に翻訳・書籍化されています。大学時代にゼミで、この本の翻訳家池田さんをお招きし「世界にもし100通りの平和があったら」というワークショップをしました。

その話はまた後日するとして、今日は2001年から15年後、2016年版のデータを見つけたので、その変化を簡単にご紹介します。

※2001年データに、2016年のデータを( )内で記載しました。

52人(50人)が女性です
48人(50人)が男性です
30人(25人)が子どもで
70人(75人)が大人です
そのうち7人(9人)がお年寄りです
 61人(60人)がアジア人です
13人(16人)がアフリカ人
13人(14人)が南北アメリカ人
12人(10人)がヨーロッパ人
あとは南太平洋地域の人です
33人(31人)がキリスト教
19人(23人)がイスラム教
13人(15人)がヒンドゥー教
6人(7人)が仏教を信じています
24人(24人)は、ほかのさまざまな宗教を
信じているか、あるいはなにも信じていません
17人(12人)は中国語をしゃべり
9人(5人)は英語を
6人(6人)はスペイン語を
6人(2人)はロシア語を
4人(3人)はアラビア語をしゃべります
そのほかは、ヒンディー語とウルドゥー語、ベンガル語、ポルトガル語、
インドネシア語、日本語、ドイツ語、フランス語などをしゃべります

ここまで見て、世界的に高齢化が進んでいること、各国の人口増減といったところがざっくりわかりますね。意外なことに中国語話者がすごい減ってる…。他言語の構成が増えているんでしょうね。

しかし、本当に比較したかった後半部分(貧富や教育格差)のデータで比較できるものが出てこないので、ちょっとこれは引き続き探して後日まとめます。

この本はわかりやすく素敵ですが、2001年時点なので気づけばもう20年程時が経ってしまっています。本当は毎年とか、5年ごとに数字をトラッキングして「2020年に、世界がもし100人の村だったら」といった形でアップデートしていきたいですね。インフォグラフィックとかにしたらわかりやすそう。


去年、FACTFULNESSって流行りましたよね

去年話題になったFACTFULNESSという本は、今世の中がどうなっているのか?のファクトをデータで示し、世界への偏見や誤解を解いてくれる本でした。

まだこの本を読んだことがない方は、著者であるハンスさんがいつも講義の冒頭で出題するというチンパンジークイズにぜひチャレンジしてみてください。

このクイズは頭のいい人ほど成績が悪い傾向にあるそうです。我々は、自分が義務教育で勉強した際の世界の人口構成やGDP、貧困者の割合などをベースに物事を考えてしまいがちですが、世の中は我々が思っている以上に素早く変化しています。

世の中で今何が起きているのか?を正しく把握して、打ち手をしっかり考えていきたいですね。

それでは、今日はこの辺で。

Peace!


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