Withコロナ時代の「あるべき社会構想」を考える(1) - 格差を広げる3つ目の要因としてのコロナ

GWですし、Withコロナにおける、中長期でのあるべき社会構想に関してまとめてみようかなぁと思います ( ´ ▽ ` )ノ

---

コロナは"格差"を加速させる3つ目のトリガー

社会における所得の不均等さを図る指標に「ジニ係数」というものがあります。ジニ係数は、0に近いほど公平に分配され、1に近いほど所得が狭い範囲に集中している=所得格差は拡大している事になります。

このジニ係数は、1999年には0.4722017年では0.5594となっており格差が拡大していることが定量的に理解できます。この現状は日本に限った事では無く、ほぼ全ての先進国で起きています。

すでにアメリカの貧富の差は、奴隷労働の上に成り立っていた古代ローマ時代よりも大きくなっています。

では、この格差を拡大させているトリガーや原因はどこにあるのでしょうか。

それは、根本的な原因としての金融資本主義テクノロジーの発展に加え、今回のCOVID-19がトリガーの3つめとして加わるのではないかと思います。

スクリーンショット 2020-05-02 18.51.16

ここから先は

2,498字 / 4画像

¥ 100

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます!(^^) Twitterでも事業開発のコツをつぶやいてます。フォローしていただけるとうれしいです!https://twitter.com/tsuru___chan