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【第3回】互いを活かしあうつながり方を知る

第3回 12月7日(水)18:30~20:30

みなさん、こんにちは!観光地域づくりパートナーズカレッジです。
第三回は「互いを活かしあうつながり方を知る」をテーマに、カレッジの参加者同士がそれぞれのストーリーを語る時間を過ごしました🔥

「いいチーム」を作るには?

多様なメンバーと共に「観光地域づくり」を目指す本カレッジ。今回は「想いも属性も違う人たちで、いいチームを作るには?」を考えるべく、まずは「観光地域づくりための、いいチームって何だろう?」を考えてみました。

いいチームって、何よ?

例えば、壊れた時計を修理するための「いいチーム」とは何でしょうか⌚
壊れた時計を分解する人がいて、新たな部品を用意する人がいて、元通りに組み立てる人がいて・・・
こうしたプロジェクトでは、皆が「時計を元通りに修理する」という目標を持ち、やるべきことを充分にできること=いいチームだと言えそうです👍

それでは、カッコイイ絵を描くための「いいチーム」とは何でしょうか。
Aさんが絵の具を買ってきて、Bさんがキャンバスを準備して、Cさんが絵を描いて・・・ちょっと待って!😲

A「水彩絵の具を買ったのに、油彩のキャンバス?!それはダメ!」
B「クラシックな絵がかっこいいから、油絵が適してるんじゃない?」
C「私はモノクロな絵が好き!そうだ、スプレーで描いてみよ~」

「大きなビル」には決まった仕様があれど、「カッコイイ絵」の基準は人それぞれ。皆が「やりたいことをやるだけ」では、皆が「カッコいい!」と納得できる絵を描くのは難しいそうです。うーん・・・じゃあ、どうする?😕

じゃあ、どうする?😕

先ほどの事例のように、「何がいいチームか?」という質問の答えは、プロジェクトの性質や時代によって変化します。マンモス狩りの時代には「力が強い人の言うことを聞けばOK!」でも、システム開発の現場はそうじゃない。「カッコいい絵」のように、イメージが一つに定まらないことなら、なおさら「何が良いのかわからない」

「観光地域づくり」のためのチーム作りには、そうした難しさがあることが伝わったでしょうか。誰かの「いいね💗」が誰かの「ダメ💢」だと、チームは前に進めません💦互いに話をしてそれぞれの価値観やニーズを知ることが「いいチーム」作りには必要不可欠なんです!
(ニーズについては前回のnoteを見てね😎)

話をしよう!「ストーリーテリング」

前置きが長くなりましたが、平たく言えば「どんなチームを作ればいいか、話す練習をしよう!」というのが今回です。いきなり「あなたのニーズってなに?何したい?何が好きで何がダメ?」って聞かれても困るでしょ?

練習した方法は「ストーリーテリング」という話し方。私は何をしたいのか、どんな想いでここにいるのか、語り手は自身の体験や想いを具体例を交えながら語り、聞き手は「聞こえたままの内容」や「物語を聞いて感じたこと」を返しました👄👂

参加者から聞こえてきた声は、↑こちらのグラフィック↑に描かれています。
話すたびに参加者同士の距離感がぎゅっと縮まり、会場は温かな雰囲気で満たされました。「いいチーム」の条件はわかりませんが、こんな雰囲気ならいい仲間が見つかりそうだ!という確かな期待感を感じます。

個人的にはしっかり話を聞いてもらえた安心感や、たっぷり話を聞いたことによる親近感のおかげかな?と思います。めちゃくちゃ疲れたのに、心が満たされた時間でしたね。会が終わっても話は尽きず、大満足の一日でした。

互いを活かしあうつながり方の、大きなヒントを手に入れた私たち。これからどんな取り組みが生まれていくのでしょうか!

次回記録も、お楽しみに!

🎓今回の学び🎓

  • 「いいチーム」の定義は、時代やプロジェクトによって違う

  • 「いいチーム」の在り方を探るには、互いを知ることが大事

  • 「ストーリーテリング」は互いを知るために有効な手段。語り手は自身の体験や想いを具体例を交えながら語り、聞き手は「聞こえたままの内容」や「物語を聞いて感じたこと」を返す!(語りの間はお静かに👆)

主催 (一社)富岡市観光協会
協力 WORKARTS合同会社

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