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55日目 伝える

本日は研修会でした。
私は企画側でしたが三連休にも関わらず多くの方が参加してくれました。

研修会の内容は「心理士として見立てをどう伝えるか」というもので、心理士はクライエントの問題がどのように起きているのかを様々な理論や経験に基づき見立てていく。

その見立てをクライエントや関係者、多職種にどう伝えていくかということを扱った。

講師を招き、グループディスカッションを行い、多くの意見が出てきた。

その中で私としては人に伝える時に大事だと思うのは『体験の共有』だと思われる。

人は体験していないことは想像するしかない。もちろん想像で補えることもあるが、体験に勝るものはない。

こちらが伝えたいことも体験が無くてはピンとこない。

その人が体験(感じられる段階)に至った時にこちらのメッセージが伝わるわけだ。

言葉ではこの感じが伝わりにくいと思うが、日常生活でも、自分が体験したことのない話を聞いてもチンプンカンプンだろう。

相手に伝えるときには、メッセージの意図に近い体験をしていて初めて共有されると考えている。

同じ体験(例えば同じ映画を観る)をすると自然とシーンを共有して話せるだろう。

『体験の共有』ということが相手に伝わる軸になるということを今回の研修を通して感じたわけだ。

日常生活でも意識していくとこちらのメッセージが伝わると思う。

心理カウンセリング新潟
https://counseling-niigata.com/

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