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凡庸雑記「撮影」

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4

腰は痛いは、左手首は腱鞘炎だは、左膝は慢性的に痛いは、どうにもこうにも体を動かすのがキツくなっている。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4

だから、出来るだけ体を動かしたくはなく、のんびりと映画やドラマ、アニメを観ていたい。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4

でも、まがりなりにも写真を趣味として、十万以上のカメラを手に入れたものとして、最優先事項として写真を写して行かねばならぬと、余計な強迫観念に苛まれている。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4

が、こう体の具合が悪いと、無邪気にカメラを持って外に出ることなどできやしない。ずるずると時間ばかり過ぎ、肝心の写真が撮れずにいる。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4

こんな時、余計なことはせずに、撮らないほうがいいのかもしれない。反面、どんだけしんどくても日々撮る行いは続けていくのが真っ当かもしれない。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4

背反する思いに、ただただ翻弄される、我が心がある。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4

写真を撮って生業にしている人の中でも千差万別だ。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4

この間観た映画の「浅田家!」では、自分が撮りたい対象が決まるまで、写真を撮らず堤防で釣りをしながらぼんやりと過ごしていた。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4

また、写真家のYouTubeでは、あるカメラマンは、どんな時でも、毎日カメラを持って何かしら写していたと言っていた。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4

まあ、どれだけ数を撮っても、考え無しでは上達しないとも言っていたが。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4

個人的には、撮らないことには、何かしら経験が得られないので、撮ったほうがいいんじゃないかと思ってはいる。が、こうも体と気持ちが奮い立たない状態では、どうしてもうまくいかない。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4

それでも、写真撮影を愛しているのだろう。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4

どれほどしんどくても初めの一枚を写しされすれば、次々とシャッターが切っていける。初めの一枚がとんでもなく重いだけだ。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4

今日も、機会があれば写すつもりで、カメラを車に放り込み、買い物に出かけたが、どうしてもカメラをかまえることができなかった。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4

今日は写せないと挫けかけたが、とにかく一枚でもと、適当にシッターを切ったら、それをきっかけに何枚か調子良く写すことができた。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4

おかげで、見境なく歩き通したので、体がくたくたになってしまったのだけど。

Nikon Z6 NIKKOR Z 24-70mm f/4

あまり無理やり写していると、そのうちカメラを見るのも嫌になってしまうかもしれないので、無理はせず、お気楽極楽で写真道を生きて行ければ嬉しいと思う今日この頃である。


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