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凡庸”中途挫折”雑記「蓄積」※できない男の告白

Nikon Z6 ・ Nikon NIKKOR Z 24-70mm F4 S

全くどうしても”蓄積”できない男

この話は前に書いたかもしれない。書いてなかったのか、別のブログで書いたのか、全く定かでないので、またおんなじこと書いとるコイツと思ってもご勘弁願いたい。

さて、その内容というのが、僕は全くどうしたって「蓄積」ができない。

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世の中ある程度生きていたら、経験が蓄積されて、厚みや深みが燻銀のように出てくる。熟練というやつに進化する。

これがどうにも上手くいかない。うまい具合に行ってきたこと、考えてきたことが、積み立てられない。いつまで経っても、浅く薄べったいままだ。

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”蓄積”は時間ではない

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これは、時間の経過とはまた違うようだ、真逆にさほど大した時間を浪費しなくても、経験や知識を効果的に蓄積し、その世界での熟練者として尊敬をかき集める勇者を、目の前で見せつけられる。

それが、努力なのか、要領なのか、はたまたあの世から降り注ぐ”運”なのか、この難問奇問の答えは僕には難しすぎる。

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堂々たる中途挫折

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もちろん、努力はしている。多少の工夫も。なるべく、長続きして人に尊敬される存在になりたいと願っている。

が、そうは上手くいかない。

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仕事でもなんでも、ある程度までは順調よくことが運ぶ。その中で工夫を続け、環境を整え、繋がりを築き、これで恒久的に満足いく結果を得ることができると、安心してほくそ笑んで眺めていると、

あっけない原因で、すっかりと目の前から失せてしまう。

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**見事な消えっぷり、崩れっぷりで、自分でも呆れ返るほど。**例えば、そのこと自体が無くなってしまったり、必要がなくなったり。

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一番堪える社会人としての悲哀

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一番堪えるのが、横からやあやあ現れて、全てを当然の如く掴んで行ってしまうこと。

仕事でも、調子良くやっていて、経験と自信がいい塩梅で繋がってきたその時、これば俺のと奪っていく。人の作る組織の中で生きる悲哀である。

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人生かけたプログが喪失

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別に仕事だけならいいけど、これは人生全般にあたる。それだから、涙がちょちょぎれるほどうれし悲し。

この間、もうかれこれ10年ぐらい続けていたブログで事件が起きた。

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結構、大した数じゃないけどそこそこアクセス数があって、放っておいてもある程度は見込めた。いつもアクセス数を確認しては、この日常が続くのだとニンマリしていた。

が、何気なくアップロードしようとすると、できない。

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どうしてなのかと、英語で書いているエラー表示を読んでみると、どうも、フォルダ数が多過ぎて、これ以上あんたのデータは受け付けないよ。と、書いている。

これは困ったと、色々調べてみると、今までのログが溜まりに手間って、かなりの数になりそれが悪さをしている様子。そこで、サーバーのフォルダを片っ端から確認し、これだといえるフォルダを見つけた。

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正直、プログラムも何もわからんけれど、これをなんとかしないと、長年続けたブログを消し去るしかない。消すぐらいならば、一か八かやってみよう。と、考え無しにフォルダ内のデータを片っ端から消し続ける。

確認するとフォルダ数が基準を下回った。試しにブログをアップ。問題なくすんなりと追加。これで、一安心。さすが僕やればできる男と、その時は自身をみなぎらせて仁王立ち。

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解決したと思ったら、アクセス消失

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問題はその後。

削除してからというもの、アクセス数が毎日わずか1つ。何にもしなくても三桁は行っていたのに。なんとも残酷な結果と現実。一体どうしたことか、よっぽど大切な部分を知らぬ間に切り取ってしまったのか。

全ては後の祭り。あの日々は消えてしまったのだった。

いつの日か”蓄積”できる男に

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こんなことは日常茶飯事。中途挫折の我が人生。覚えた先から消え去って、性懲りも無く、新しいものにまた手を出す、いや、出さざるを得ない、ゆえ、人一倍多くの経験ができると前向きに受け止めて、これからもやっかいな人生を進んで行くのだ。

そして、思う。いつの日かちゃんと”蓄積”できる男になって、人生に深みと厚みと揺るぎない自信を身に付けたいと。

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今度は色を失った

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で、何でもかんでも”蓄積”できない喪失男は、今度は色を失った。

色を失った写真を撮ってしまった。これは、さほど悲しくも哀れでもない。自ら進んで喪失させたのだから。

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今回は、横浜で撮った写真を、全てモノクロで現像。日頃、色で苦労していたのだけど、それから解放されて楽しかった。それに、写真での表現の原点に立ち返った感じがして、心地よい。

ときどき、モノクロ撮影はやってみるべし。と、教訓を得た。

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いつか消えることを想いつつ

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それにしても、写真という大切な娯楽も、いつの日か我が目の前から喪失するのだろうか。

確かに、今、両手に包まれているNikon Z6が壊れようものなら、新しく買うこともできなければ、修理もおぼつかない。

あっという間に、全てが消え去る。

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それに、現像に使っているMacにしても、数年ごとにお金を工面しながら、買い換えているが、ほんの少しのタイミングのずれでそれも止まる。

自ずと、いつ壊れるか分からない不安を抱えて過ごすことになる。

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諸行無常の世の中。どれほど、全てに包まれていたとしても、その言葉は忘れてはならぬのであろう。ちゃんちゃん。

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