見出し画像

パクチー銀行のロゴができました

パクチー 銀行のロゴができました。

Art direction by jun ieno, designed by itoco products.

アートディレクションは、鋸南エアルポルトの名誉アーティストのひとり、家野淳さん。旧名はYellowYellowで、マツコの知らない黄色い世界などに出演したこともある現代アーティストです。

12年ほど前、パクチーハウスでのイベントに参加してもらってからの友人です。お互いふらふらしているタイプで(笑)、鋸南町で事業をすると確定する前にいろいろ偶然が重なり鋸南で会うことになり、鋸南の黄色い飲食店「山田屋」で食事したこともあります。

家野さんには思った時に簡単には会えないのですが、不思議なものでなんやかんや数ヶ月に一度会う「縁」があります。この2カ月後、アーティストインレジデンスの構想を話すために山口県で会い、下関から長門(油谷津黄)方面を一緒に旅することになりました。そして、その1カ月後、平戸オランダ商館で「黄色と緑のトークショー」をしました。

さて、このロゴですが、家野イエローさんにすべてお任せしました。彼がよく行く能勢地きいろ(のせじおう)の妙見山でインスピレーションを受けたとのことです。

このお寺は北極星信仰を持っており、僕がいわゆる「北極点」にまで行き、そこを「パク点」だと主張したことを覚えていてくれたようです。

北極星は北の指標として多くの旅人を導いてきました。とはいえ、ずっと同じ星が「北極星」であり続けるわけではなく、地軸の傾きによって交代していくとのことです。基準でありながらも絶対的ではない。これはなかなか面白い話だと思いませんか?


パクチーハウス東京ロゴ
パクチー銀行ロゴ

ロゴでは、パクチーの典型的な形状であるギザギザの3つの葉と茎を表現しています。パクチーハウス東京のロゴに使っていた葉っぱと比べていただくとよくわかると思います。下は茎の形状です。

パクチーハウス東京のロゴは、2005年春の日本パクチー狂会ができる大事な会合の際に、僕がパクチー畑で撮った写真を元にしています。日本パクチー狂会のロゴとして使い(カラー)、パクチーハウス東京を創業する直前にモノクロに加工。暇だったのと画像処理技術が低かったので、細部をドットで修正してつくりました。

日本パクチー狂会のロゴに使ったパクチーの写真

銀行のカタいイメージ(パクチー銀行は実は対極にありますがw)と日本パクチー狂会からの流れがシンプルに表現されています。

JR保田駅前に降り立って、「パクチー銀行」を見つける。好奇心から入っていただければその意味がわかります。怪しいものだと敬遠したり、休業日の場合(月の半分は休みです)、一体なんなのかよく分からないまま、帰宅することになります。心がずっとモヤモヤして、鋸南での記憶が鮮明になります。疑問を解決するために、鋸南を再訪したり、誰かを鋸南に派遣することにつながります。

「パクチー銀行」の看板をつけたのは、鋸南に来た方々に圧倒的なインパクトを与えるためです。このロゴによって、その力がますます大きくなるだろうと期待しています。


このロゴを使用したパクチー銀行オリジナルTシャツを数量限定で販売しています。


では、パクチー銀行で会いましょう。


2022年2月9日(裏パクチーの日)
パクチー銀行 頭取 佐谷恭


パクチー(P)コワーキング(C)ランニング(R)を愛する、PCR+ な旅人です。 鋸南(千葉県安房郡)と東京(主に世田谷と有楽町)を行き来しています。