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円高で日経平均暴落!日銀とFOMCがもたらす市場インパクトと今後の投資戦略/8月1日

ほぼ昨日の立ち回り解説記事通りの展開ですね。やはりドル安からの円高という流れ。もっとも、まだドルの調整は足りていないような気はしますが。

日銀イベントについては、リーク通りの利上げとなりました。利上げと言っても極めて限定的ですが、将来的な追加利上げを含めて検討していくとしたことは、植田日銀総裁のタカ派転向を意識させたこともあり、円売りポジションの手仕舞いをベースに市場が円高に傾かせました

FOMC(米連邦公開市場委員会)については、9月利下げに向けて明確なメッセージがあるかに思われましたが、声明は意外とタカ派的でした。

パウエルFRB議長は、想定外に強いインフレ指標や、雇用の過熱がない限りは9月利下げといった見通しを示していましたが、期待されていたほどではないといった感じで、イベント直後はややドルの買い戻しに。

もっとも、当日発表された経済指標も含め、全体的に弱い数字となっていたことから、米金利が低下して最終的にはドル安・円高の流れが強化されています。

それでは、現状を踏まえつつトレード戦略について解説していきますので、よろしくお願いします。

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◆引き続きドル安・円高についていく!押し目買いは明確な材料が出てから

米2年債/5年債/10年債利回り(日足)チャート

FOMCなどのイベントを受け、米国の金利が低下傾向にあり、米長期金利も4.0%を割り込んで3.8%に向かうのであれば、一段とドル安からの円高は加速するでしょう。

ドルインデックス(日足)チャート

ドルインデックス(主要通貨に対するドルの強さを指数化したもの)を見る限り、まだまだ調整途上ですからね。100ポイントの大台割れなどが出れば、1ドル=140円への調整も十分あるでしょう。

ドル円(日足)チャート

ドル円もかなり調整したので、1ドル=150円から下では加速感のない値動きとなっています。148円レベルを割り込んでいくと、いよいよ145.00円ラインが意識されるわけですが、一旦は買い戻されています。

トレード的には、引き続き150.00円ラインの大台節目や、これまで強いサポートとなって200日移動平均線もある151.60-152.00円を背に売っていくというのが良さそうですね。

ツッコミ売りは避けて、戻りを叩くイメージですね。150円台に乗せると戻しが多くなりそうなので、149円台では軽めにするか、150.00円超えで一旦撤退して、151円台で厚めに売るというのが良さそうです。

買い(ロング)は、材料が乏しいのでナシですね。はっきりとした買い材料が出てくるまでは売り一択でしょう。

◆米国はエヌビディア次第の相場!日本は円高加速ならさらなるぶん投げ暴落も

対中半導体規制の全容が明らかになり、エヌビディア(NVDA)は急激に買い戻されましたが、決算を外したアーム(ARM)はクソクソに売られてましたね。ガイダンスが酷すぎた。まぁ後ほど解説記事、動画を作ります。

ナスダック100指数(日足)+S&P500チャート

米国株は利下げもあって一旦は買い戻しの流れ。半導体銘柄で、特にエヌビディアが大幅に買い戻されたことが影響しています。エヌビは昨日+12.8%上昇で、時価総額は1日の増加額として過去最高を記録しています。私のブログを読んでエヌビを買った人はおめでとうございます↓

結局、ビッグテックが上がるかどうかが全てというか、半導体銘柄が堅調であることが米国株上昇の鍵ですからね。そういう意味では、8月末のエヌビの決算が全てという話にはなりそう。

日経平均CFD(日足)チャート

日経平均は毎日1,000円の上下。外人のおもちゃ状態ですが、円高が止まらないとなると捨てられる運命か。米国株が強めの値動きにも関わらず、今日も最大で−
1,300円近い下落となったことを踏まえると、投げがそれなりに出ていると。

今後も円高継続なら投げが止まらない可能性もあり、注意が必要でしょう。もっとも、株が派手に下がると、政府としても再度円安誘導する可能性も出てくるわけで、その辺も含めて見ていく必要がありそう。

とりあえず、38,000円レベルは底堅いですが、ドル=140円レベルで止まれるかどうかですね。ズルズル行き過ぎだと、日経も行き過ぎた調整になりそうです。

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