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週明けは円高進行!日銀会合の展望と為替を解説/7月29日

週明けは日経平均が一時1,000円超の大反発(終値ベースで+801円)となりました。とはいえ、2週間で5,000円も下げてるので、自立反発レベルの上昇でしょうか。

為替の方はというと、ドル円・クロス円が序盤に実需筋の買いで急騰したものの、その後は再び円高の流れに。欧州市場では、明らかに円高に傾いていたので、そういう流れとしか言いようがないというか。

7月30-31日の日銀金融政策決定会合を前に、円キャリートレード(金利の低い通貨で資金調達し、金利の高い通貨で運用して利ザヤを稼ぐ)が一旦巻き戻される流れが継続しているといった感じでしょうか。

さらには、徐々にFRB(米連邦準備制度理事会)の9月利下げも織り込まれているわけで、しばらくドル円もクロス円も辛い時間が続きそうです。

目先の注目ポイントとしては、やはり7月30-31日の日銀会合で利上げがあるか否か、このイベントを受けて市場がどう解釈するかですね。

仮に利上げがあったとしても、継続性なしとの受け止めで株価が大きく反発すれば、ドル円・クロス円も一旦上昇しそうではありますが、その後どうなるかですね。

というところで、週明けの為替や株の値動きを踏まえながら、今後のトレード戦略について解説していきますので、よろしくお願いします。

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◆30-31日の日銀会合はどうなる?利上げは見送りの可能性が高そう

日銀関連の報道を見ていると、ガチで利上げ派と見送り派で分かれているんでしょうね。となると、7月30日の会合初日ですり合わせを行ってからとなるので、リーク報道は最短でも30日深夜、31日未明ぐらいにあるんでしょうね。

発表当日(31日)午前とかにリークがあったら4んでしまうんですがそれは…。

なので、明日中ぐらいには保有ポジションを決済して減らしておくのがベターでしょうね。

まぁ国債買い入れ減額は当然として、利上げの有無については、個人的に無いと思いますけどね。このタイミングで利上げをするメリットがないというか、手札は温存しておく可能性の方が高いように思います。

一方で、目先の円高に関しては、特に海外勢を中心に利上げを織り込んでの円高の部分もありますから、「噂で(円を)買って、事実で(円を)売る」の値動きにはなりやすいかなと思います。

そういう意味では、株高にもなりやすいイベントかなと。ただ、予想に反して利上げとなれば、相当荒れることは間違い無いでしょう。

◆ドル円、クロス円は上値重い!日銀会合でどこまで反発するかが焦点

ドルインデックス(日足)チャート

ドルインデックス(主要通貨に対するドルの強さを指数化したもの)を見ると、円高にも関わらず、かなり強めなんですよね。まぁこの辺はクロス円の下げが先行しているのもありますが、このドル高気味の推移が米FRBの利下げ意識で崩れるようだと、ドル円もクロス円も急落しそうなので警戒が必要でしょう。

ドル円(日足)チャート

日銀会合を受けて、上昇トレンドに回帰できるかどうかが今週のポイントでしょうか。

目先のポイントとしては、上値はまず直近高値となった154.80円があるでしょう。155.00円の大台節目ラインでもありますしね。ここを上抜けて、156円台を維持する流れとなれば、再び160円トライもあるでしょう。

一方で、下値は152.00円ラインを防衛できるかどうか。割り込めば200日移動平均線のある151.60円を試すことは確実ですし、200日線割れなら、はっきり150.00円の大台節目意識といったところでしょうか。

まぁデイトレという意味では、これだけの株高でも上値が重いので、まだ戻り売りが有効なのかなとは思います。

ただ、30-31日に日銀会合があることを踏まえると、下攻めも難しいとは思いますので、153円台を割り込んでいくなら、一旦ショート(売り)ポジションは利食いして、日銀会合後の値動きに備えたいところ。これは他のクロス円も同様ですね。

日銀イベントについては、後ほどブログの方にまとめますので、お楽しみにお待ちいただければと思います。

🚨さらなる円高になった場合、ドルに両替しておきたい。最終的に円高も一時的な可能性が高いです↓

◆日銀会合を無難に通過すれば日経平均は4万円台復帰も!

日経平均は大幅高となりました。まぁ自立反発ですね。今後の展望については、日銀が利上げしないとなれば、再び40,000円の大台を目指しそうです。

日経平均株価CFD(日足)チャート

ただ、40,000円から上は米国株高など、米国も含めた株式市場全体のリスクオンが必要そうですので、なかなか難しいかもしれません。

特に米国株はセクターローテーション気味ですし、これまで相場を引っ張ってきた半導体株が弱いですからね。

もちろん、半導体株は買いだと思いますけどね。具体的な損切りライン、立ち回りを含めてブログと動画で解説していますので、ぜひお読みいただければと思います↓


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