知床観光船事故から1カ月。
この事故のことだけではなく
日本における「働き方」「仕事の価値」を
見直さなければならないと思う。
背景にあるのは人手不足。
しかし人手を増やそうとすれば当然コストがかかる訳で
国民は行政のコストを下げろという。
行政のサービスや運用効率が落ちているのは
できるだけ人を雇わないようにして
どんどん民間に委託などしているから
ある意味当然の成り行きだ。
勿論だから仕方がないと言いたい訳ではなく
責任をもって仕事をするということは
それなりの立場と待遇が必要だと言いたい。
安く済ませろ!でもサービスは向上しろは無理ですよ。
そういうことをこの30年近くやってきたから
今の日本の衰退がある。
またこの国は金に直結する仕事にしか予算をかけない。
行政もそうだが
そこにしがみついて成り立っている産業があるのも事実。
この構造を改めないとこういう事故も無くならないと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?