#5 - 文系出身エンジニアが競プロをやる
今日もアルゴリズムの本を読み進めながら、問題を解いていきます。
まずはじめに出てきたアルゴリズムはバブルソートです。
バブルソートは安定ソート(Stable Sort)です。
配列の末尾から隣接している要素を順番に比較し、求める順序へ置き換えていきます。
バブルソートはその名前が表すように、泡(Bubble)が水面に上がっていくように配列の要素が動いていきます。バブルソートは次のようなアルゴリズムで数列を昇順に並び変えます。
ALDS1_2_A: Bubble Sort
問題
数列 A を読み込み、バブルソートで昇順に並び変え出力するプログラムを作成してください。また、バブルソートで行われた要素の交換回数も報告してください。
入力
入力の最初の行に、数列の長さを表す整数 N が与えられます。2行目に、N 個の整数が空白区切りで与えられます。
出力
出力は 2 行からなります。1行目に整列された数列を 1 行に出力してください。数列の連続する要素は1つの空白で区切って出力してください。2 行目に交換回数を出力してください。
制約
・1 ≤ N ≤ 100
・0 ≤ A の要素 ≤ 100
コード
#include <iostream>
using namespace std;
void trace(int a[], int n) {
for (int i = 0; i < n; i++) {
if (i > 0) cout << " ";
cout << a[i];
}
cout << endl;
}
// bubble sort
int main() {
int n;
cin >> n;
int r[n];
for (int i = 0; i < n; i++) cin >> r[i];
bool flag = true;
int t, counter = 0;
while (flag) {
flag = false;
for (int i = n - 1; i >= 1; i--) {
if (r[i] < r[i - 1]) {
t = r[i];
r[i] = r[i - 1];
r[i - 1] = t;
counter++;
flag = true;
}
}
}
trace(r, n);
cout << counter << endl;
return 0;
}
解説では、配列の先頭からソート済みと認識できると書かれていましたがこの実装は末尾からループを始めているので真逆ですね。
また要素の比較によって順番を入れ替えますが、等価だったケースは入れ替え処理を行わないので、前述した通り安定ソートとなります。
ちなみに、要素の入れ替えを地道にやっていますがswap関数をここで知りました。
反転数/転倒数
計算機科学および離散数学における列の転倒(てんとう、英: inversion)は、その列の項の対であって、それらの項の成分が自然な順番から外れているようなものを言う。
おわりに
選択ソート(selection sort)まで進めたんですが、時間が遅くなってしまったので次回書きたいと思います。
会社のSlackに競プロのチャンネルを作ったんですが、自分含めて16人いて嬉しいです。気合い入れていこう。
いいなと思ったら応援しよう!
面白ければシェアをお願いします!
twitterのフォローとブログの購読も!
blog: www.pavlog.tokyo
twitter: https://twitter.com/_pavlog