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スクラムフェス三河2023に人生初の「現地参加」、「プロポーザル採択・登壇」、「スポンサー」をしたのでふりかえり


この記事の内容について

  1. パウリの体験、現場の雰囲気について言及

  2. 聴講した登壇内容についての情報量は少なめ

スクラムフェス三河とは?

スクラムフェス三河はアジャイルコミュニティの祭典です。

スクラムはプロダクト開発における技術やプロセスだけでなく、そこで働く人やチーム、組織にも価値をおきます。この祭典はエンジニア、デザイナー、QA、SM、POなど定められたロールに関係なくプロダクト開発や運営に携わる全ての人が交流し、学び合い、楽しむことができます。

そして、三河は製造業におけるプラクティスの聖地です。参加者同士で互いの知識やパッションをシェアし、この場限りではなく、この先も続くコミュニティの輪を広げていきましょう。

https://www.scrumfestmikawa.org/

スクラムフェス三河に参加しようと思ったきっかけ

ジョー・ジャスティスさん(以下:ジョーさん)が基調講演をするため

元々アジャイルソフトウェア開発について取り組んでいた私ですが、Agile Tech EXPO 2022にてジョーさんからハードウェア開発においてもアジャイルを適用している話を聞き、そのアジャイルの可能性に感銘を受けました
オンライン視聴でしか是非直接お話ししたいという思いの一心でスクラムフェス三河への参加を決意しました

参加するならこのフェスを個人としても盛り上げたい

今回初登壇をしたきっかけでもありますが、これまで何度かスクラムフェスには一般参加者として参加してきました
それでも個人的に楽しめていて、また登壇者や参加者の方々とつながり、時に遊び、時に学び、時に癒されていました
参加者として積極的にワークショップへ参加、Discordへ投稿し、楽しんでいましたが、ある時から登壇者という形でもこのフェスを盛り上げたいと思い始めます
そこで「プロポーザルの書き方」からあらためて学び直し(※1)、色々な方にご協力いただきながら(※2、※3)プロポーザルを書き、初の登壇となりました

株式会社ビットキーでシルバースポンサーをした理由

私が所属している株式会社ビットキーでは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア開発を全て内製しています
冒頭で引用している通り、スクラムフェス三河は「製造業におけるプラクティスの聖地」です
基調講演のジョー・ジャスティスさんの登壇をはじめとして、製造業でのアジャイルの知恵の宝庫となっています
そのためこのスクラムフェス三河への支援をすることが、ビットキーの更なる発展へ寄与すると考え、この度はシルバースポンサーをしました

さあ始まるぞ!day1!

移動、そして現地

準備万端のパウリは当然新幹線の指定席を確保済みです
そして当然新幹線乗車駅までの電車を間違えることにより、予定していた次の便にて自由席で乗車

パウリはいつもこうなので慣れたものと落ち着いた面持ちで席に座り、登壇資料を最終調整をしていました
スタバ片手に余裕ですね。コールドブリュー 3150!

現地に着くとすかさずホテルチェックイン!
宿泊先は駅直結のホテルアソシア豊橋
駅直結と立地が良く、綺麗で、高くもないので、スクラムフェス三河が豊橋駅周辺で開催となる際は激推しです!

※重大な事実に気づかず、ホテルでウキウキなパウリ

さて、ホテルチェックイン後はスクラムフェス三河にチェックイン!
徒歩5分ほどに位置する emCAMPUS STUDIO につき、

無事受付完了!&クリアファイルが 放置 配布されていたのでGET!
登壇者として自身のアカウント名があり感動しました…🥺

またスポンサー企業としてビットキーのロゴも!忘れずに撮影

チェックインしたのも束の間、本日の会場はこちらではなく、MUSASHi Innovation Lab CLUE のため改めて駅へ戻ります
会場に着くとまだ運営とセッションありスポンサーの方以外はほとんどいませんでした

流石に30分前は速すぎたかなーとPCカタカタやってると、ぽめさん、おーの"J"さんとことねさんにお会いできました!
(お三方とははスクラムフェス新潟で初絡みし、仲良くさせていただいています🤝)
開始前に、前の方の席が空いていたので、最前線ドセンへ席を移します

ジョーさんの登壇

ニセジョーさんと川口さんによる手の込んだアイスブレイクや 大喜利 スポンサーセッションのち、ジョーさんの登壇です
Teslaの事例をもとに xM(Extreme Manufacturing)とその12の法則について話していただきました
プロセス、設計、チームなど、ソフトウェア開発におけるプラクティスを応用している内容もありながら、ハードウェアならではなテスト環境(工場でのAIを用いた実機テスト)など面白い内容ばかりでした
特に「インターフェースさえ決めればそれぞれ開発できる」といった内容はソフトウェア開発で親しみがありながらも、ハードウェア開発でもそれを実現していることと、それに合わせたハードウェアおよびチームの分割は学びになりました
(後に、前のめりにスライド撮影しすぎて、ジョーさんの奥さまから「最前列でパシャパシャ撮ってましたね!」とコメントいただきました)

パシャパシャ撮った結果の一部:登壇中のジョーさん

そして懇親会へ

懇親会会場である中華ではビュッフェ形式で食べ飲みしました!
お食事もお酒も美味しい!

中華ビュッフェ

座席ではぽめさんたちとLeSS研修について語っていました
LeSSの研修におけるぽめさん視点での気づき、パウリのLeSS経験とその課題感についてやりとりをし、パウリ自身のLeSS知識の再インプットをすることができました。ありがとうございます!
そんなこんなでLeSSおよびスケールドアジャイルへの気持ちも高まっている頃…
なんとジョーさんが自席に来てくれました!

ジョーさんとの2ショット

軽くお話(基本英語です)したのち、自席に戻っていきましたが、改めてジョーさんから呼ばれたため、英語不安はパウリは英語つよつよなことねさんを召喚し、一緒に来ていたことねさんが勤めている企業のCTOと座席につきました
ジョーさんとは夢や日本での活動方針についてお話し、(現在日本に住んでおり、月1くらいで都内にも来るとのことから)まずはランチ会とかでも開いて、また改めて話そう!という流れになりました😆
この話した内容ですが、(一部ことねさんに訳していただきつつも)ジョーさんが簡単な英語と身振り手振り、声色とノンバーバルコミュニケーションを駆使していただいたおかげで、なんとかパウリでもほとんどのお話を聴き取ることができました!
さすがジョーさん…コミュニケーションの神や…

2次会では近くの居酒屋で合宿の話など話をさかせました
ここでも初めましてな出会いがあり、よい場・コミュニティだなと改めて実感しました…

登壇日だよ!day2!

ホテルアソシア豊橋をチェックアウトして、いざ会場へ!
現地に着くとkyonさんがいらっしゃったので、挨拶し今度のみ行きましょう!とお誘いしました
皆さんもぜひ #軽率に飲み会に誘われたい で投稿しましょう!w

Yusuke Amano - アジャイルな組織を作るために開発チーム作成ガイドを書いた話

Cybozu社 天野さんにより、取り組んでいる開発チーム作成ガイドを補足するような形の内容でした
特に「責任と権限」の話題は午後自身が登壇する内容にガッツリ関わっていたため、その場で当日の登壇資料に差し込みました!w

Sho Kitawaki - 小さなチーム内勉強会からアジャイルを推進する社内組織の発足に至るまで 〜Fearless Changeのパターンでふりかえる組織アプローチの成功/失敗〜

ご自身のアジャイル推進の内容を振り返り、Fearless Changeと絡めて改めてまとめて発表する形の内容でした
Fearless Changeについては読んだことはあるものの内容をほぼ忘れていたため、これを機に改めて読み直し自身の活動と紐づけてみたいと思いました

お昼休憩

お弁当はお肉、お魚、野菜から選べたので、自分はお魚をチョイスし美味しくいただきました(写真取り忘れた…)

そして登壇へ…

お昼ご飯を食べてちょっと早めにZoomに入り、運営スタッフの方々と通信、画面共有のテストをしました
会場のWi-Fiのネットワークが不安定とのことでお貸しいただいたモバイルWi-Fiをもってしてもネットワークが不安定でしたが、どうしようもないので登壇開始!

「マネージャーの方がスクラムチームとどうか変わっていくと良いか」を自身の失敗談とともに語る形式でしたが、内容としては対話をするには?その準備としては?について言及しているため、マネージャー以外の方でも広く楽しめる内容になっているんじゃないかな?と思っています
登壇としては早口にもならず、タイムマネジメントもバッチリだったと思います!
また、チャット欄でYYしてくださった皆様、ありがとうございました!
通信が不安定で音ズレや止まることもあったため、聞き取りづらいところもあったかと思いますが、最後まで聞いてくださりありがとうございました!
今後も頑張ります!

Chifuyu Tajima / Toru Takeuch - スクラムマスターのためのコーチング講座

チーム形成を加速化するためのヒントとなるコーチングの考え方のレクチャーに加え、みなさんそれぞれ自分自身を再認識するための簡単なワークをするといった内容でした
コーチングやシステムコーチングをまだまだ勉強中なパウリくん、当然参加します
空いている席につくとおーのさんとばったり!
軽くお話した後、せっかくなので初めましてな方々とワークをしたいと思い、おーのさんとは別の席につくことにしました(この辺りの考え方が近いのもありがたい)

ワークは、人に対するネガティブな印象(せっかちなど)をポジティブな印象に置き換え、その人が活躍できそうな現場・領域は何か?を話し合うというような内容で、アジャイルリーダーシップ教育心理学概論でインプットした内容を実現する良い機会でした
また同席者には学生の方もいて、なんだか嬉しくなりました
「チーム:Beer」の皆さんありがとうございました!

頑張ってファシリテーション
チームの成果発表

クロージング

本日初登壇の人は前に来てー!と言われたのでパウリも前に行き一言コメントし、拍手をいただきました👏
その後「パウリさん初だったんですか?」「え、パウリさん初登壇?」と口々に言われたのを覚えていますw
そうです、初登壇だったんですw
(場慣れ、溶け込み具合から初ではないと思われていたらしい)

懇親会へレッツゴー!

1次会
ビルの1階にあったビアガーデンでもぐもぐ・ゴクゴク
同席させていただいたいしはらさんから、
「パウリさんのことは元々アジャイルひよこクラブでお話ししたことがあり、その際優しく対応してくれたのを覚えています。大好きです!」
といっていただきました…感無量😭!
自分の活動が誰かのためになっている、と肌で実感できて嬉しかったです!

その後天野さんとスクラムマスターの評価などを中心に色々とお話させていただきました
特に「自社内のメンバーのキャリアを考えた時に、自社内の活動のみでそのキャリアを達成できるのか」という内容については印象深かったです
「こういった現場(外部コミュニティ)にメンバーを一緒に連れてくる機会を創出し、視野を広げていくのもマネージャーの責務」という言葉には激しく同意でした

2次会…は滞在時間30分弱ではありながら色々な方とお話させていただきました!
ただ時間がなさすぎたので、また別の機会でお願いします😭!

3次会(in 新幹線)
元々Xで約束していたおーのさんと3次会(in 新幹線)を実行!
3次会会場(新幹線)へ向かう途中おーのさんとはスクラムフェス以外の勉強会やイベントでお会いして、仲良くさせていただいていて嬉しい!という旨を伝えました
近しい立場で近しい領域に興味を持ち、ともに学び、活動していける仲間がいるのは頼もしいです!
帰り道が一緒だったこいとさんとも合流し、こいとさんの登壇を隣で見ながらコメントする会をしました
受託開発でのアジャイルについてのお話で、特に「案件にチームをアサインする前に、自社システムの開発を通してチームとしての経験を積ませる」という点は確かに良さそうだなと思いました
その他EMでありながらスクラムチームのスクラムマスターとして入る際に気をつけていることなど話し合い、共感と納得の渦に包まれていました
またえわさんたちがDiscordのボイスチャンネルにいたためお邪魔(言葉通り)する場面もありましたw


ふりかえり

スクラムで繋がる温かさ

皆がスクラムについて学び、自身のいる環境で創意工夫を凝らし活動している
その結果や思いについて共有することで繋がる場、というのがパウリにとって非常に心地よい環境でした
その活動の中には共通項もあれば、自身になかった視野もあり刺激・気づきになります
またその刺激・気づきについて、現地で直接お話して学びを深化させ、さらに一緒に話している方々から考えが広がっていく
そんな環境に身を置いていると、自然と癒されている
会場や懇親会での野良OST、最高でした

初登壇だが緊張はしなかった

結論、登壇は緊張せずいつもの自分の姿で進めることができました
それは僕の神経が図太いとかではなく、このコミュニティやそのメンバーの受容性の高さからくるものだと思っています
すでに自分の中では「このコミュニティにおける心理的安全性が担保されている」と、そう感じました

さいごに

文章量が多くなりすぎてしまったため泣く泣く書ききれていない部分もありますが、上記のようにスクラムフェス三河、並びに各地のスクラムフェスはとても暖かく、新奇歓迎の空気を肌で感じることができます
顔見知りな方が固まって話していることもありますが、その内容に聞き耳をたて興味があればその輪の中に飛び込んでみてください
きっと受け入れてくれます
(少なくともパウリはどんな方だろうと受け入れようと思っています)

名前呼ばれるだけで嬉しいの図1
名前呼ばれるだけで嬉しいの図2

またスクラムフェス三河へのスポンサー承諾や、当日オンラインで駆けつけてYYしてくれたり、その他社内でのサポートをしてくださった弊社VPoE のまさひろさんもありがとうございます!

まさひろさんYYの図

最後に、スクラムフェス三河の運営スタッフへはこんな素敵な環境を提供してくださったこと、またパウリとお話してくださった皆様には、改めて感謝と敬意を伝えさせていただきます

みなさま本当にありがとうございました
今後ともよろしくお願いします

備考・参考

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