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続編が作られる程の出来なのか『オリエント急行殺人事件』(2017年)感想

★2/5
意外でもないし地味。あと登場人物多過ぎ


そんな偶然ないだろ

要するに容疑者全員が犯人で、皆が犯人だったというのが真相。で、犯人達を結びつけるのが何かと言うと、アームストロング事件と呼ばれる誘拐殺人事件で、その事件で人生を狂わされた人達が復讐を果たす物語。んー、いや、皆が皆その事件に関わってんの不自然だろと。名探偵でなくても察しがつく内容かなと思った。

登場人物多過ぎ

元も子もない話だが、登場人物多過ぎ。人生を狂わされた人々というのを描きたかったんだろうけど、人が多過ぎるせいで深堀り不足な印象。アームストロング事件の悲惨さがイマイチ伝わってこなかった。

ポワロの「正義」とは?

例え相手が悪人でも殺人は許さないとポリシーを語っておきながら、結局犯人達を見逃すのはいいのか?ポワロの言う「正義」って何だろうと思いました。アームストロング事件はアウトなのに、ジョニデを殺すのはオッケーってどうなの?ジョニデにも両親とか恋人とかいるかもじゃん?やや偏りを感じました。殺人を思い留まった『マイノリティ・リポート』のトム・クルーズの方がよほどグッときたけどな…。

魅力不足

何となく列車の雰囲気だとか衣装だとかは良かったかなーって思う程度。冴え渡る推理って言うには何か物足りないし、魅力的なキャラクターも不在。唯一印象に残ったとしたら、ポワロが事あるごとにメモを取るところかな…。アナログな感じが良かったです。

以上

一言

朝晩プロテイン

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