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カモには相談相手がいない

銀行のカモ向け金融商品販売の効率の良いカモはこんなカモ。
当のカモが何故効率の良いカモ認定されて雑に巻き上げられたか、今の時点で思いつく事。

前提条件

[カモの前提]ある日突然『相続』で預金残高が1000万円を超えた

「預金残高が1000万円を超えると銀行の営業電話がかかってくる」コレ、都市伝説じゃないです。その辺のちっちゃめな銀行じゃないですよ、メガバンク様からお電話がかかってまいります。

カモはメガバンク3行に口座がありました。
普段から利用していたMSには相続で900万。
殆ど放置していたM◇には相続で1000万。
休眠口座だったMに母の口座はなく、カモの口座は休眠のまま。
関係ないけど、メガバンク3つともイニシャルMなんですよね。

銀行の相続手続は基本ネット申込→郵送。
ここでもカモは非常識ぶりを発揮して
☆某信金:いきなり凸してその日の内に完了
☆某信託銀行:いきなりの少額相続凸に不満げに途中まで受付→後は郵送
☆ゆうちょ:サイトの案内が面倒だったので凸して窓口受付
…なんて事をやってましたが、
☆MSは「少額で窓口来んな」風味で門前払いされてネット申込→郵送
☆M◇はどうせ門前払いだろうと思って凸せずネット申込→郵送
あちら様から電話がかかってきたのは1行のみ。
最初にかかってきた電話は「相続の手続きが進んでいます」みたいな内容だったと思います。

退職金も勿論狙われていると思います。電話もかかってくるでしょう。
けれど、カモにするには相続人の方が楽で効率いいんじゃないでしょうか?
相続分は自分が働いて得たオカネではなく降って湧いたオカネ。
自力でオカネを手に入れた人と、ぼんやりしてたら降ってきたって人ではカモり易さは雲泥の差でしょう。

[カモの前提]銀行が保険販売していることを知らない

日本人は保険大好きだそうですが、カモは保険大嫌い。銀行で保険勧められると知っていたら、のこのこ出かけて行かなかったです。「お得な」お話とか言われたところで「あ、保険ですよね、保険大っ嫌いなんで!絶対入りませんから!!」プツッツーツーツー…着拒!となっていた筈。
本当に、限定解禁から20年以上も経っているというのに、銀行で保険売ってる事を知らなかったなんて…もしかしてカモだけだったんでしょうか?
だけど「銀行でも保険に入れる様になりました!!」なんて宣伝されてましたか?ahamoやらマイナポイントやらはニュース見ないカモの耳にも入ってきたけど「銀行で保険」は寝耳に水。盛大に宣伝してしまったら、せっかくのカモ予備軍にまで知られてしまって、未来のカモに逃げられちゃって意味がないですもんね。
ちなみにカモはアホなんで、マイナンバーカードまだ作ってません。マイナポイント最終申込条件をちゃんと見てなかったんですよ。まあ、こんなんだからカモられる訳です。

[カモの前提]なんの根拠もなく圧倒的に銀行(メガバンク)を信頼し切っている

それだけ保険嫌いなのになんで1000万円一時払い個人年金保険契約なんて愚かな事をしてしまったのか。
何故か信じていたんです、別に今までに何かしてもらった訳でもないのに、銀行がこんな姑息なセコイやり方で底辺下級国民から相続財産を搾り取るなんて思ってもなかったんです。

「お得」なお話、いやいや、なんの取引履歴もない1000万しか残高ないカモにそんな特別なお話ある訳ないじゃないですか、「サイトに載ってますよね?」って聞いたら「ホームページなどでは紹介してないんです」って嘘つかれました。
銀行のサイトには載ってないかもしれませんけど、保険会社のサイトには堂々掲載されてます。どこの銀行で販売してるかも明記されています。まあ銀行のサイトには載せてないから嘘じゃないって言われるんでしょうけど。ここで「ウチのサイトじゃなくて保険会社のサイトには載ってます」なんて案内しちゃったら「え?保険?要りません」で電話で終わっちゃう訳ですから。まあ販売側が不利な事実を積極的に告げる理由などない訳で。

ちょっとだけ利率マシな定期でも案内してくれるのかな?なんて呑気な事考えてました。確か一番最初は国債勧められて、突然国債とか言われてもなーと首を傾げてたら、個人年金保険の登場です。「え?なんで保険?」って思ったんですよ。これ、保険の窓口だったらすぐに席を立つとか言う前に、保険の窓口になんて寄り付きません。相続した預貯金を、自分の後に相続する者がいないのに、わざわざ保険契約しようなんて余程の保険マニアじゃないと思いもつかないですよね。

前に引用したけどもガイドラインの文書

https://www.zenginkyo.or.jp/fileadmin/res/abstract/efforts/contribution/compliance/guidance.pdf

とか、何かのレポート?https://www.jstage.jst.go.jp/article/jilijournal/2020/210/2020_93/_pdf/-char/ja

https://www.khk.co.jp/upfiles/pdf/3199.pdf

こんなの見てたら、こういう本来顧客を保護する為のガイドラインは「言ってはいけない言葉」を上手く避けてカモ達をミスリードして、話し合いなんて沈黙の圧でスルーできる様に、万が一裁判になっても切り抜けられる様に万全の対策をする為に利用されている気がする。まあ外部のテキストを待たずとも、カモの言い出しそうなことなどお見通しというか、カモ達が訴えている内容にある様な事をカモが思う様に仕向けて契約させている訳だ。
「カモはこうしてカモられた」なんて書いたら向こうは更に対策を強化するだけかと思ったりしたけど、もうカモ先輩達がカモが思ったのと同じ事を言い尽くしてくれてる。先達のカモが裁判までして負けている。内容さらっと見ただけでも、まあカモの思うところはどのカモも似たり寄ったりで、そうしてこう反論されて終わりって展開も思った通り。もう最初からカモ達に勝ち目なんてないんだから「銀行を信じるな」ってカモ予備軍に伝えていきたいと思っている。
銀行のカモ達の一番の弱点は何故か銀行を信じ切ってしまっていて、考えようとしたところで保険商品なんて複雑怪奇な仕組で思考停止してしまう、銀行様への信頼がカモの中で勝ってしまう。完全にカモの自己責任…カモの勝手な銀行への信頼を利用されただけ。そもそも銀行の信用を利用して本来保険契約に至らないカモ達に保険契約させようという意図で、銀行での保険販売は解禁されたんじゃないでしょうかね?解禁前からの有識者達の議論で、カモ達が銀行で保険を勧められてどう感じて、どう誤解して、どう思考停止して、不要な保険や理解できない仕組みの保険を契約してしまうか、すっかり明らかに予想されていた事がその通りに起こって、全ては『想定通りの結果』で、目論見通りに銀行と保険会社が楽して儲かっているということなんじゃないでしょうか。国主導で対策がよくよく練られていて、カモが後からワーワーギャーギャー言ってもそんな主張は完全に抑え込める様に最初から準備万端なんですよ。

効率の良いカモ

まとめると「誰にも相談しない(できない)人」じゃないかなと思います。
『誰か』に相談したら「保険に入るなんておかしくない?」って殆どの人が言う状況で不要な生命保険の契約をしようとしているんです。逆にカモが他の人から「相続したお金で保険の契約をするつもり」だと聞いたら「え?なんで保険?」って素直に言ってしまう様な状況。
カモ自身がどんなにアホで無知であっても、誰かに相談、いや、報告、或いは何かのついでにちょっと口を滑らすだけで、生命保険に入るなんておかしいじゃないか、誰の為の保険なのか、誰の何に対する保障なのか、気付ける可能性が高いと思うんです。

[格好のカモ]おひとり様

保険契約について相談する相手がいないのはどんな人か?
やっぱりね、家族がいない人。中には自分の為の保険というのもあるだろうけど、高額な生命保険は本来家族や子供の為にと契約するものだろうから、そもそもおひとり様には必要がない。相談する相手がいないのも当然と言えば当然。銀行で勧められない限り「生命保険」なんて選択肢、夢にも思わない。そんなところに銀行は自分達の「信用」だけで売り込んでくる。
友達がいても、相続した預貯金の話なんて中々できない。超景気良く億単位の話ならネタっぽく話せるかもしれないけど、相続税がかからない程度のリアルな金額、これは中々他人に話せない。いや、話せる人もいるだろう、話せないからカモになる。

[格好のカモ]無職

銀行様の窓口は平日朝〜15時まで。最後の身内の相続人となったおひとり様でもフルタイムで働いてたら窓口になんて行ってられない。「お伺いすることもできます」なんて言ってたから1人運営の自営業は凸られてしまうかもしれない。もしかしたら土曜日辺りはご自宅訪問で働くカモも捕獲されているのかもしれない。いずれにしても無職のカモはネギ背負って自らやってきてくれるんだから、効率の良い楽なカモです。

[格好のカモ]生命保険契約について相談する人がいない

家族が居なくても親戚付き合いが濃くて仲良かったら、血縁はなくても昔から頼って相談できるような人がいたら、カモ的には大きな金額、ちょっと相談しちゃうだろう。そしたら、まあ十中八九「え?カモさんなんで生命保険入るの?」って言われただろう。
銀行のカモ向け金融商品に引っかからないという意味では、例えば宗教団体に搾取されてたら、速攻教団へ全額振込というパターンもあるかもしれない。それならまだ銀行のカモの方がマシかもしれない。一応満期時にちょっと増えて返ってくる可能性はある。その時は新しい保険契約して、結局死ぬまで自分で自分のお金を自由にできない状態にされるんじゃなかろうか。死ぬまで自由に使えなくされて、死ぬまで保険会社と銀行に謎の手数料を幾ら払ってるのかも分からないまま払い続ける。合法搾取。

[格好のカモ]死亡保険金の受取人に指定する人がいない

もしかしたら死亡保険金のない保険というのも存在するのかもしれないけど、カモが契約したのは死亡時には元金が払い戻されるという保険。
カモは最後の身内の母が亡くなって、完全なおひとり様。カモに法定相続人はいない。親戚付き合いも殆どない。

「死亡時受取人はいないです、法定相続人もいませんから。どうしても登録するなら友達で」
「受取人は親戚の方で」
「え、親戚付き合いも殆どないので」
「名前と生年月日だけで良いですし、その方に受取人にすると言う必要もないです。保険契約のことで確認の連絡がいくこともないです」
いやいや、おかしくね?
でもね、この時は相手に知らせなくてよくて、連絡も行かないならいいかって思ってしまったんですよね。ほぼ付き合いのない親戚に「私が死んだら1000万円受け取れるよ」なんて言いたくないですよね。
10年以内に死ぬ気はないけど、もし死んじゃったら、本来国庫に入る筈の1000万が何故か法定相続人でもない親戚のものになるとか納得いかない。

カモはたまに考える事があったんです。孤独死は仕方ないとして、腐乱死体にならない対策や、後の事をどうしたらいいかと。腐乱死体対策は本当に難しい。それは置いといて「後の事」は法務局の自筆証書遺言書保管制度を利用したいと思っていました。
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji03_00051.html

「受取人は親戚にして、法務局に預ける遺言書で友人を指定したら、友人に受け取ってもらえますか?」
「遺言書が優先されるので大丈夫です」
でね、カモは遺言書預けたらいいわと思った訳ですよ。
いや、おかしいでしょ。最初から受取人にしたくない親戚を登録して、この保険の為に急いで遺言書用意しなきゃいけないとか。

そもそも死亡保険金受取人がいない様な人には死亡保険金が出る保険は不要なんです。いや、無意味と言うべきか。そんな保険必要ない訳ですよ。

要支援保障?要支援ごときで保険金受け取らなきゃいけない程の預金しかないのに保険入るって本末転倒。すぐに使える普通預金を保険会社にわざわざ納める意味。少額を積立するならまだ保障してもらう意味はあるかもしれないけど、普通に置いておけば必要な時に必要なだけ引き出せるお金を、わざわざ保険会社にロックされて、受け取り総額が多少元本より多くなるかもしれない程度の利点しかなく、謎の見えない手数料を払い続けて何故か自分のお金を勝手に分割して支給していただかなければならない。契約した時点で自分のお金じゃなくて保険会社様のお金になってるという事か。

MCIは対象外の認知症保障。MCI段階ならともかく、認知症の確定診断出た時点でおひとり様が保険請求なんてできますかね?後見人登録しとけ?え?保険金受け取る為に?後見人に指定された士業の方への報酬払えるほどの財産ないです。
そう言えば母の葬儀の後、葬儀社から営業電話があって「おひとり様なら後見人付けて葬儀の事頼んでおいてもらったらいいですから」とか言われました。重大な病気にかかってる訳でもなく、元々記憶力は鳥頭とはいえまだ認知症ではない筈の50代前半で「自分の葬儀の為に後見人つけろ」と。失礼にも程があるだろ!と頭に血が上ったけど、冷静に電話を切った筈。何と言って会話を終えたかは覚えてない。(あれ?もしかして認知症なの?!) 後日母の葬儀の事で葬儀社へ問い合わせたら、その回答とは別にまた営業電話がかかってきた。さすがに「余りにも不快な事を言われたのでそちらの互助会へ入るつもりはありません」と断った。
普通預金で置いておけば普通に引き出せるのに。積立途中で払った額より随分多く貰えるならまだしも、一時払い1000万ですからね。何故わざわざ分割して支給して頂かなければならないのか。騙されて誰かに預金引き出される可能性と同じくらいに保険金騙し取られる可能性もありますよね?死亡時受取人だって姓名と生年月日登録しただけですし。

死亡時受取人がいない様なおひとり様は、大体保険受け取らないとやっていけない状況に追い込まれた時、保険請求なんてできないんじゃないですか?おひとり様の認知症保障なんて、請求に至る可能性はかなり低い。後から後見人付いたらこれは不要だと中途解約になったりして、元本割れの可能性もある。無意味な保障、不必要な保険。

何故そんな不必要な保険に入ってしまったのか?
無条件で銀行を信頼し切っていたから、相談する人がいなかったから。

受取人に登録する親戚に伝えなくていいと言われたのは、結局第三者に相談させない為でしょう。
付き合いのない親戚に突然「1000万円の保険の受取人に指定した」とか言われたら「やったー!!早くタヒんでくれ」と思う人もいるかもしれないけど、まあ普通はびっくりして「なんで?」って言いますよ。逆に迷惑がられる可能性すらある。不審死したら疑われるかもしれない訳で。
友人を受取人に指定できるなら、絶対相手に報告しますよね。そして死亡時受取人にしたいと思われる様な人なら普通に「何故?おかしくない?」って言ってくれるでしょう。もしその友人がサイコパスだったとしたら分からないけど。
死亡時受取人に指定する人に契約について伝えなくていいっておかしな話で、死亡時受取人が保険の存在知らないままだったら誰も受取申請しないじゃないですか。
しかも登録した親戚が死亡してもそのままにしておいて別の人を登録する必要はないとか言われたんですけど、それもおかしな話。
保険会社に後から質問したら、登録された受取人が死亡していたら、その受取人の法定相続人に保険金がおりるんですって。そんな人達に保険金が入るなんて益々納得いかない!! その時は死人に口無しな訳だけど。

保険契約ってそんなものなのかもしれないけど、氏名と生年月日だけで死亡保険金受取人登録できるって何だか信用できない。氏名と生年月日を登録しておくだけで1000万円受け取れる。すごい仕組みだなあ。まあ保険会社様からしたらはした金でどうでもいいんだろう。

[格好のカモ]『金融リテラシー』という言葉さえ知らない

何故銀行を盲信しているのか?
お金のことに大して興味がなく、そういった類の勉強を一切してないから。
別に銀行に助けてもらった事がある訳でもなく、役所でない事は分かってはいるけれど、役所並みに勝手に郵便局と銀行を信頼してしまっている。昔、郵便局員の横領事件の被害に遭ったこともあるけど、何故かその犯人個人の問題みたいに思っていて、郵便局に不信感を抱いたりしていない。銀行には多分ちょろまかされた事はないと勝手に信じている。その個人的に「信じている気持ち」には何の根拠もないのに、何故か揺らぐこともない。呪いの様な呪縛なのだろうか?

今回銀行にカモられて初めて『金融リテラシー』なんて言葉を知った。
無知だから合法的に騙される。
勿論、違法行為、犯罪行為でも騙されるだろう。
でもその場合は相手に罪がある。カモは被害者だ。
合法な詐欺まがい商法にひっかかったカモは自己責任で、ひっかかるカモが悪い。合法なので「騙された」「カモにされた」「ひっかかった」という表現を使うカモの方が攻撃されても、反論できない。詐欺じゃなくて合法な販売で契約は成立している。
金融ADRや裁判に望みをかけて頑張った先輩カモ達も、きっと途中で気付いただろう。いや、気付いてから、気付いたからこそ闘い始めたのかもしれない。最後まで闘い抜いて、予定通りに敗れるしかなかった先輩カモ達の無念はいかばかりか。カモは50代前半で、銀行の保険販売のカモとしてはこれでも若い方だろう。人生の最期にそれまで平和な心で無条件に信じてきた銀行に裏切られた先輩カモ達。庶民からの勝手な信頼だったとはいえ、銀行のやり方は酷いじゃないか。

[格好のカモ]投資経験がない

金融リテラシーがないのと同義になるのかな?
カモはずーっと昔に母がカモ名義でNTTの株を当てて、それをただ持ってるだけで「株経験あり」にチェックされた。
NISAにしてもiDeCoにしても、全くの無勉強では投資するまでに至らないので、投資経験者は少しは勉強しているから個人年金保険や外貨建保険のおかしさに気付けるのかな?

カモがドル建保険をやめておこうと思ったのは、つみたてNISAを始めようと思ったからだった。ドル建保険みたいなギャンブルよりはつみたてNISAの方がまだマシなんじゃない?ってぼんやり考えて、銀行様に予約を断る電話をした訳だ。あっさり「そうですか」と言われると思ってたカモの甘っちょろい予想は外れ、カモが銀行様の有難いご説明を聞きにネギ背負って行ったら、行員1名様増員して2名体制。ここで「あ、契約せずに帰れないかな」と流石のカモも思った。そこでも予想に反してカモごときの質問に銀行員様はちゃんと答えられなかったりしたんだけど、「やっぱり一度帰って考えなおs…(まあ二度と電話にも出ないけど)」というカモの消極的な頑張りも虚しく、沈黙の圧で契約。
だけどね、銀行様はもうホント、貧乏なカモ相手だから雑でね、増員されたお兄さんが、個人年金保険の時には聞いた記憶のないクーリングオフの説明をとってもはっきりきっぱりと丁寧にしてくださった。これはどんなカモもバカも「聞いてない」なんて絶対言わないだろうってくらいにクーリングオフの説明をして「お客様の権利ですので」と締め括った。
お蔭で2本目のドル建保険はクーリングオフできた。何かここにも落とし穴やら思わぬ仕掛けがあるんじゃないかと不安だったけど、ちゃんとスムーズにクーリングオフできて、こっちの保険会社は不安がるカモにちゃんと対応してくれた。

ウチの母はあちこちの銀行で投資信託買わされて随分と損していたのだけれど、もし私名義の投資信託があったら「投資経験あり」にチェックになっていたんだろうか。そうしたらドル建保険は諦めて、銀行様の手数料高い超マイナスの投資信託買わされていたのかもしれない。投資信託はクーリングオフないし、カモは確実に搾り取られてもっと悲惨な目に遭っていたかもしれない。
あれ?そしたら投資経験なくて保険契約させられる方がマシなのか?

まあとにかく、今回のことで、カモもちょっとはお金の勉強しなきゃと、FP3級のテキストを購入したんですよ。銀行を信じられないなら自分が色々分かってなきゃいけない。

見ると、相続税のことも含まれていて、これは高校か大学辺りで一通り学んでおけば役立つだろうなという内容。大学では多分金融関係の講義もあったんだろうけど、全く興味がないし、専攻科目とも関係ないし、自ら学ぶ機会を捨てていた。

本当に全てが自己責任の時代。まさか銀行が底辺庶民をカモにしてるなんて思ってもなかった。
役所の窓口でも一時期「ググれカス、帰れ」みたいな対応が増えて、ググるの面倒だから窓口まで来たのに…なんて思って検索してたけど、今時「自分で調べろ」って言われるのは相手がこっちを騙そうとしてない証拠なのかもしれない。自分で調べられるのによく調べもせず、相手を頼りに窓口まで出向くのは格好のカモ。まあカモ用サイトを準備しておいて誘導するって方法もあるから、検索結果も盲信してはいけない。

FP3級テキストを買ったはイイけど、目次をみただけで、まだ全然読んでない。さっきリンク挿入の為に出版社のページを検索したらアプリと連携していて、動画もあるらしい。至れり尽くせりだな。とか思ったら7月予定だった。ひとまず地道にテキスト読むしかないね。

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