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#9 春の仙台と平泉でほぼノープラン一人旅(前編)

しばらく前の記事にも書きましたが
気付いたら一人旅が好きになっていました。
基本今までは動画にして記録していたのですが
せっかくなんでこっちにも。

今年は4月に突然バイトが連休になったので
勢いで飛行機をとって仙台と、
もう少し足を伸ばして平泉に行きました。

ちなみに、4月の旅行を今さら?というツッコミは
ぜひナシにしてください。私が一番思っています!


この旅行のいきさつ

今回、仙台と平泉を訪問先に選んだ理由は
連休が分かった時点で見たスカイスキャナーで
仙台空港行きのチケットが手頃だったことと
8年前に一度友人と仙台に旅行に行った時の
仙台の街の印象がすごく良くて元から再訪を考えていたこと。

平泉に関しては最近平泉を訪れた人が2人ほどいて
「金色堂は人生に一度は見ておけ」とおすすめされたためです。

飛行機で旅行に行くことになったら、
まずスカイスキャナーでの検索がおすすめ。
いろんな航空会社のHPを徘徊をせずに済むし
思ってもみなかった乗り継ぎも出てきて便利です。
私はよく行き先を「国内」にして
その日程でどの場所にどれほどの値段で行けるのか
一覧表にして旅行を想像するのが好きです。
今回の仙台に決めたのもこの機能を使ってでした。


1日目

4月某日、新千歳空港を飛び立った飛行機は
南松島の上空を通って昼過ぎに仙台空港に着陸。
そのまま仙台空港アクセス線に乗り、
仙台市内を目指したのですが
この時点でほっとんどノープラン。

この時で決まっていたのは
仙台市内で泊まるホテル、帰りの飛行機。
以上です。
インスタとかRETRIPとかで観光スポットなどは
事前に検索したものの何も回り方は決めておらず
気の向くままに動いてみることにしました。

以前の一人旅の際は何時にどこに行くなど
順番から時間までかつかつに決めていたものですが
最近はもっと自由に街の様子を見たくなり
8割決めないまま動くことが増えました。
誰かと旅行に行く際は時間を無駄にしたくないので
今でもしっかり計画を練りますが
それぞれに違った楽しみがあって好きです。

結局この時は、長町南駅あたりで
普段生活する北海道にはないIKEAがあったので
たまに入ったろと思い途中下車しました。
(マジ?)


IKEAあるある
いつかこの犬買おう、とIKEA来るたび思う


1時間くらいのんびり回ってレストランで食事をとり
そこからようやく仙台駅へ。
出来るだけたくさんの交通機関に乗りたいので
先ほどとは違って仙台市営地下鉄で仙台駅へ向かいます。

ところで現在日本にある南北線は
札幌、仙台、東京の3本だそうですが
その3本ともイメージカラーは緑なんですね。
(東京メトロ南北線はエメラルドグリーン)
何か共通認識でもあるのかな。

ホテルにさっさと荷物を預け
やっぱ仙台なら牛タン食べるかと先に整理券をとり
1時間半くらい待つとのことなので
(前回きたときそんなに待った覚えがなく驚いた)
仙台駅付近のファッションビルをはしごして
暇をつぶしていざ牛タン。今回は善治郎さん。

はぁ~...、美味い…。
まず牛タンの輝きが素晴らしい。
その上付け合わせの南蛮みそ?唐辛子みそが
これまた食欲をそそるわけで。いやー、美味すぎ。
テールスープもほろっほろで、幸せ極まりない。


見よ、この肉の輝き。
ちなみにセットのとろろはサラダに変えられる。


この日は大したことはせず、
ご飯の後ものんびり仙台駅や周辺を探索し
当時地元では咲いていなかった桜を
夜の公園で眺め、ホテルに戻りました。

今回止まったのは仙台駅から徒歩10分ほどの
「OF HOTEL」さんでしたが
ホテル入り口にはプロジェクションマッピングの
演出がなされていて
お部屋も無垢フローリングがナチュラルな印象で
最低限の設備も整っており満足でした。
冷蔵庫がペットボトルが入る幅しかないから
そこだけ注意かな。


2日目

朝のうちにえきねっとの方から
新幹線のチケットを予約しました。

チケットは11時前のものを予約し余裕があったので
前日のうちに検索して興味があった
imosenさんに向かうことにしました。
ホテルからは歩いて20分程度。
ちょうど満開の桜を眺めながら、よい散歩の距離。

東一番丁通りから一本入ったところのimosenさんは
向かうとドアも閉まっててメニュー表も出ておらず
もしかして休みか?と躊躇しましたが
勇気を出して入ってみると、階段の先で
素敵な笑顔のおばあちゃん店員さんがお出迎え。
先に注文して席に着くタイプ。靴は脱ぎます。

この空間がまたいい。
畳に座布団、テーブルは6台と定員は多くない様子。
注文カウンターの奥のこじんまりとした厨房から
おばあちゃんたちの軽快なやり取りが聞こえます。
さらに部屋の隅にはステレオラジオが置かれていて
少しざらついた音声が空間の底を埋めます。
私が座った席の向かいには40代ほどの女性2人組が
ざるそばをすすりながら瓶ビールをつっかけており
「朝からなんて粋な空間なんだ…」と上機嫌です。
良い店に来てしまった。

私は朝食セットなるものを注文。
そば(温冷選べます)とかやくごはんに
とろろと漬物のセットで800円。
そばはだいぶ細めのカット。
この日のごはんはタケノコが入って
多分めんつゆで炊き込んだものだと思うのですが
これもまた美味。
卓上の七味をかけて食べるとまた抜群な味に。

朝からなんて贅沢なんだ、良すぎる。
このちょっとアナログな空間も相まって良すぎる…!

imosenさん、おにぎりとおいなりさんは持ち込み可。
ちょっとクスッとしてしまう張り紙。


最後、ごちそうさまでした~と声をかけると
「これ持っていきなー!」と乳酸菌飲料を一本
かわいらしい笑顔で持たせてくださいまして。

この時まだ午前10時前。
既に大当たり、大満足なのにこの後私は
一体口角がどの辺まで上がってしまうのか...。
恐ろしい街、仙台です。

今回は長いのでここまで。
平泉編はまた後日。

仙台、良い街!!


店出たら普通にメニューありました。


2024, 6, 26 Wed

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