【発明】洗剤詰替時の漏えい防止用治具
洗剤の詰替パックからの充填作業において、洗剤が溢れてしまう問題に対する解決策を考えてみました。
問題の所在
まず、洗剤が溢れる原因の一つを考えてみます。
それは、詰替作業中に、詰替パックの注ぎ口と本体の洗剤ボトルの開口の位置がズレてしまうことだと考えられます。
当然といえば当然なのですが、こうやって言語化することにも意味があります。
なぜなら脳が問題を認識しやすくなるからです。
僕は発明を考える際に、徹底的に言語化します。
『てことは、どういうことなんだっけ?』
と、何度も自問自答します。
さて、今回の場合は、『詰替作業中に、詰替パックの注ぎ口と本体の洗剤ボトルの開口の位置がズレる』ことが原因だと考えました。
では、解決策を考えていきます。
解決策
『詰替作業中に、詰替パックの注ぎ口と本体の洗剤ボトルの開口の位置がズレる』ことを防止できれば、ひとまずこの問題は解決しそうですよね。
要するに、位置ズレを回避できればいいわけです。
そこで、位置ズレを回避するために、洗剤ボトル側にサポートをつけることを考えました。
洗剤ボトル側に輪っか状のサポートを用意しておき、詰替パックの注ぎ口を嵌めて仮固定するわけです。
そうすれば、洗剤充填中に位置ズレが発生することを防止できます。
別のパターンとして、詰替パック側の注ぎ口に輪っか状のサポートを設けることでもよいでしょう。
この場合、洗剤ボトル側のサポート用支柱に、詰替パック側のサポートをすっぽり嵌めることで仮固定します。
こっちの方が手楽な感じはありますが、詰替パックの注ぎ口周りの構造がゴチャゴチャしそうですね。
終わりに
洗剤の詰め替え作業中に洗剤が溢れてしまう問題に関して、『詰替作業中に、詰替パックの注ぎ口と本体の洗剤ボトルの開口の位置がズレる』ことが原因(の一つ)だと考えました。
そして、その解決策として、詰替パックの注ぎ口の仮固定用のサポートを提案しました。
花王やライオン、P&Gにはぜひ実現していただきたいものです。
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