確かにあるもの/散らかる文 青紗蘭
大切なものは、目に見えないもので成り立っていて。
時折、姿を顕したかと思うと影すら追えない。
それでも、【確かに在るのだ】と感じるのを嬉しく想う。
見えないものは、時に存在しないものと思ったり、存在を忘れてしまうことがある。
絆、愛、祈り、優しさ、温もり…上げたら切りが無いもの達は、こちらを忘れたりしないのだ。
一人であるということは、独りであるとは違う。
必ず君を見守ってくれているよ。
だから、忘れないで。
たまには、照れくさいけど…気持ちを伝えるのもいいよね。