見出し画像

#82 人・本・旅②いつもの角を反対に曲がろう

何をインプットするかによって、自分の思考、行動が決まる。現状を変え、自分の成長を願うのであれば、インプットを変える必要がある。その手段として「人・本・旅」を挙げさせてもらった。(何度も言うが、ライフネット生命CEOの出口治明さんの言葉です。)たくさん人と出会い、たくさん本を読み、たくさん現場へ出かけて実感を得る。このインプットによって、君自身が変わっていくはずだ。

前回は「本」を読むきっかけづくりを紹介させてもらった。今回は「旅」の「はじめの一歩」を紹介するよ。

「旅」をするメリットは2つある。1つ目は、新たなモノとの出合い。現場へ出向くことで、初めて見るモノ、知るモノ、触れるモノと出合うことができる。2つ目は実際に感じることができる点だ。魚釣りは知っている人でも、実際に魚を釣り上げる時の手ごたえは、経験しなければ分からない。テレビで見る景色と、実際に目の当たりする景色では、君のインプットは違うはずだ。

では、どうやって「旅」にでかける時間を生み出せばよいのか。その「はじめの一歩」は、いつもと違う帰り道で帰ってみることだ。他にも、いつもとは違うお店で食事してみる。コンビニで、いつもは見ない棚を見てみる。手にしたことのない雑誌を手にしてみる。つまり、自分の生活の中に、いつもとは違うランダムな部分を少し入れておくんだ。どうだかな?これならすぐにできそうじゃないかな。

いつもとは違うランダムな部分によって、素敵な偶然に出合ったり、予想外のものを発見したりすることがある。これをセレンディピティと呼ぶんだ。このセレンディピティを起こすことこそ、「旅」の目的なんだ。予想外のモノとの出合い、本物に触れることで感じる新たな体験。

まずは、身近なところからランダムを取り入れていけばいい。毎週金曜日は、行ったことのない店で夕食をとる。いつもとは違う道で帰る。など予定に組み込んでしまってもいいだろう。この積み重ねによって君がインプットできる情報量が増える。自分が全く知らなかった情報を手に入れるためには、単に動きまわるのではなくて予定調和じゃないことをしないといけない。同じことを繰り返すだけではインプットの質は上がらないんだ。

こんなはじめの一歩を経て、近場へのドライブ、旅行、旅へとステップアップしていけばいいんだ。

さあ、まずは職員室から教室までの道順から変えてみよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?