家庭学習で気をつけるべき3つの事

今日は

家庭学習で気をつけるべき３つの事

について書いていきます。このnoteでは
ご家庭での学習において保護者の方に意識して欲しい事を記載していきます。

ポイント１
「報酬型の教育」

まず初めにお伝えしたいのは
ご褒美をあげるような指導はお勧めできません。

理由がいくつかありますが最大の理由は

「本人の勉強に対する意欲がなくなってしまう」

リスクがあるからです。

そもそもこのやり方ができるのは小学生〜中学生まで。ある程度成熟した場合は勉強というのは自らやる必要があるものです。

勉強する事自体がメリットであるのに、
「勉強するメリットがない」と考える様になると
勉強できない大人になるリスクもあります。

また、ある程度基礎学力があり向上心のあるお子さんであれば比較的結果を出しやすく報酬に結びつき（もともと賢い子が怠惰でやらないケースがほとんどの為）一定の効果はあるのですが、

学力も低く成績も良くない子にとって
「勉強で結果を出す」というのは想像以上にエネルギーのいることです。

その為「OO点以上」「成績表オール５」と言った数字における評価制度だと達成困難なことが多く、
勉強も上手くいかない。報酬も貰えなかったという

成功体験ではなく「失敗体験」が印象強く残り自己肯定感を失い、自信ややる気を無くしてしまうケースが多々あります。

その為「やる気を出させる為」に「モノ」で釣るやり方はお勧めできません 。

報酬型のやり方で効果が出るのはこのnoteの
三つ目のポイントを考慮した場合のみなので、
報酬型を導入する際は気をつけましょう

まとめ
学力によってはリスクが大きすぎる。
モノで釣るのはやめよう

ポイント２
「余暇の時間を制限する」

僕はこれを最も提唱したいのですが、
余暇の時間を制限するのはやめた方が良いです。

根本的にゲームや余暇の時間を制限したところで学習時間が伸びるわけではありません。

「勉強1時間=ゲーム1時間」の様に制限をしたことでやる気が上がることはありません。

逆にゲームがしたいが故に、効率的に課題や勉強を実施していく動機になりえます。

その為、禁止するのではなく
「勉強をここまでやれば好きにやっていいよ」
という様にインセンティブとして余暇の時間を活用してください。

「今でしょ？」で有名な林修先生も、
余暇時間の制限をお勧めしていません。
理由は同じで
制限したところで学習時間が伸びる訳でも、
質が良くなるわけでもない、という点です。

制限するではなく「活かす」方向で考えてください。

まとめ
余暇時間を制限しても勉強時間は増えない。
むしろ余暇の時間をうまく利用しよう。

ポイント３
「点数で評価する」

さてnoteの一つ目のポイントで出てきましたが
勉強が苦手な子にとって成績で結果を出すというのはなかなか難しいという話をしました。

そこに精通するのですが、学習の評価を
点数だけで評価するのはやめましょう。

前回のテストはOO点だった。今回はXX点だった。下がったからダメ と言った評価基準では良くありません。

問題ごとの難易度や単元ごとの得意・不得意があります。
本人のスキルに対して頑張ったけど点数が悪かったのであれば頑張りを認め、なぜ間違えたのかを指摘する。

点数は良くてもケアレスミスが多ければ、正しく指摘し次に生かすようにアドバイスする。と言った適切な評価をする必要があります！

ここの評価を間違えると子どものやる気や自信に直結します。

子どもは大人に比べ自分の意見をうまく言語化できないので大人がそこに気づきピックアップしてあげることで自信の形成になってきます。

とはいえご家庭で成績を評価するというのは
なかなか難しいと思います。
その点はプロに相談してみるのを検討してみては
いかがでしょうか。

まとめ
点数ではなく努力を評価してあげる
点数以外の評価基準を設けよう

このnoteのまとめ

さて今日のnoteの３ポイントから重要な部分をまとめると以下のようになります。

・教育マネジメントを取り入れよう
→目標設定や評価基準に注意！
　安易な報酬制度は危険！
　余暇時間を上手に活かそう
・特に評価基準には繊細に。
→やる気の根源は自己肯定感です！
　自己肯定感は正しい評価から！
　子どもの努力を認めてあげよう！

とはいえ、知識や経験がない方にとって急に目標設定であったりとか評価基準と言われても難しいと思います。
その為、簡単な報酬型を導入するご家庭が多いのが実際のところです。教育指針を形成するのは難しいと思います。

その様な学習のお悩みに関してはプロに相談して
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さて本日はここまで

最後までお読みいただきありがとうございました。

editor 高橋凛太朗