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企業サイトを作る時に必要なコンテンツ

会社のサイトを作りたいけど、どういった情報(コンテンツ)を掲載したらいいのか分からないことってありますよね?そこで今回は企業サイトを作る上で必要なコンテンツをまとめましたのでご参考になると嬉しいです。


企業サイト(コーポレートサイト)とは

企業サイトとは企業の情報を集約したサイトのことで、顧客・求職者・取引先・投資家・メディア関連など様々なステークホルダーが訪問しています。
インターネットが普及している現代において、企業サイトはただの名刺代わりではありません。なぜなら現代の生活者に必ず「リサーチ」という行動があるからです。企業名やサービス名で「ネット検索」をすることがあたり前の時代に、公式サイトがないことは、知らないうちに信用の低下や機会損失に繋がっていると考えられます。

企業サイトに掲載されているコンテンツ 20選

01.
会社概要
会社名・代表者名・所在地・設立年・資本金・事業概要・取引銀行・役員名などを一覧で掲載しておきましょう。企業サイトには欠かせない内容となります。

02.
サービス/商品の説明
ここで機能的な価値と情緒的価値の二つを伝えることが大切です。機能的価値とは、サービスや商品の機能や特徴、スペックなどを指します。 情緒的価値とは商品やサービスを利用した際に人が体感できる精神的な付加価値のことをあらわします。例えば、商品が車の場合、「燃費がいい」や「四輪駆動」などは機能的価値で、「家族との時間が増えて妻との会話が増える」などは情緒的価値です。今の商品やサービスは、機能面ではどれもハイクオリティです。そこで差別化をするには、「情緒的価値」が重要になります。

03.
ニュース・トピックス
メディア掲載の報告や年末年始のご挨拶など、最低でも月に1回程度は新しい情報の掲載をすることをおすすめします。更新頻度を保つことで再度訪問してもらった時に更新された情報に触れることで信頼度の担保に繋がります。継続することが一番大変なので、最初は無理のない範囲で取組み、慣れてきたら更新頻度を上げていきたいですね。

04.
IR情報
IRとは、「Investor Relations:インベスター・リレーションズ」のことで、企業が株主や投資家向けに経営状態や財務状況、業績の実績、今後の見通しなどを広報するための活動のことです。

05.
個人情報保護方針(プライバシーポリシー)
ユーザーの名前や連絡先といった個人情報を、問い合わせフォームを設置して取得する場合には、サイト上に個人情報保護方針(プライバシーポリシー)を明示しておく必要があります。 

06.
サイトマップ
 サイト全体の案内図となるサイトマップも設置しておきましょう。この情報を検索エンジンに渡すことでSEO上でも上位表示される一つの指標になります。またサイトの動線が複雑な場合にはユーザーがサイトマップから必要な情報へ素早くたどり着けるので離脱回避にも繋がります。

07.
採用情報
募集の基本的な情報や、代表者からのメッセージ、また社員の一日やインタビュー動画などがあります。採用に力を入れている企業では、コーポレートサイトとは別で採用のためのサイトを持っていたりします。

08.
アクセス
会社への訪問の際に、検索・確認することが想定されます。ただ住所だけでなく、バス・電車の最寄駅や、所要時間・MAPなどを掲載しておくと親切で良い印象を与えることができます。

09.
代表者メッセージ
誰がどんなビジョンで会社運営やサービス提供を行っているのかを、しっかりと発信することで信頼や共感を得られることができます。そうすることでこの会社で仕事がしたい!や、この会社に入社したい、というきっかけになっていきます。

10.
社員の紹介
代表者以外の取締役や社員を紹介するコンテンツもよく見られます。社内の雰囲気や活躍できる人物像を見せることで採用活動にプラスに働く効果があります。

11.
部署・職種紹介 
業務内容が部署ごとに分かれている場合には、それぞれの業務内容のことをわかりやすく説明するコンテンツが有効です。そうすることで求職者が実際に働くイメージがつきやすくなります。

12.
スタッフブログ
こちらも近年よく見られるコンテンツです。スタッフにブログを書いてもらうことを戦略的に取入れ、業務の一環としている企業もあります。ブログがきっかけで企業のことを知りサービスの利用や商品購入に繋がるケースも多くなっています。この流れで認知したユーザーは企業や人のファンになっているので継続的に繋がる顧客になっていく可能性が高くなります。

13.
実績一覧
これまでの実績を一覧で掲載するコンテンツです。サービス導入や商品購入を検討してる方にイメージが湧き、実績・実例がある事で信頼の醸成や、使用イメージに繋がる必須のコンテンツです。

14.
お客様の声
お客様の声は非常に重要なコンテンツです。ユーザーに近いシチュエーションの事例などがあれば、より具体的にサービスや商品の活用イメージが湧くため成約率が高くなると言われています。

15.
よくあるお問い合わせ(FAQ)
こちらも非常に有益なコンテンツです。ユーザーが疑問に思うことに対して、予め質問と回答を明示することで、ユーザーの不明点が解消されてお問い合わせの確度が上昇します。また同じような質問なども対応を減らすことができるので、運営側の手間も減らせて効率化できます。

16.
お問い合せフォーム
ホームページを作る目的の一つに「お問い合わせ」があります。入力しやすいデザインや内容になっていることや「相談無料」などいかに問い合わせのハードルを下げるかも重要と考えています。

17.
資料ダウンロード
お問い合わせするまでもないが資料が欲しいという方がいます。そういった方を取りこぼさずに、次の営業活動に繋げるコンテンツです。例えば、ホワイトペーパーのような「お役立ち情報」を無料で提供する際に、氏名やメールアドレス情報を取得し、アプローチできるようにします。

18.
導入ステップ
商品の使い方やサービスの流れを紹介するページです。流入したユーザーがページを経由することでより商品やサービスに関するイメージが明確になります。

19.
想定導入・想定顧客の明示
こんな方におすすめなど、顧客の課題や目的を明示し、それを解決できる商品やサービスの機能的価値や、情緒的価値を伝えることで、これから導入する人がイメージしやすくなり、問い合わせや商談・導入へ繋がりやすくするコンテンツです。狙っているユーザーに興味を持ってもらえるようにしましょう。

20.
CSR[社会貢献活動]・SDGsへの取組
企業には利益を出す他に、社会的責任を果たすことも求められています。大きなことでなくて良いので、地域の清掃やボランティア活動など取り組める小さなことから初めていきましょう。


コンテンツの見せ方

掲載するコンテンツがわかっていてもその見せ方がよくないと、サイトの訪問者に最後まで見てもらうことはできません。ポイントは

・ダラダラと長い文章で説明をしない
・動画など入れる
・図解(グラフやイラスト)を使ってわかりやすく
・箇条書きにする・イメージ写真を使う

現代人は文字を読まない傾向にあるので、文章の簡略化や図解を使って視覚的に理解できたり、イメージ写真や動画などビジュアルで伝えることも大切です。

まとめ

コンテンツ選びのコツは見る人の気持ちになることです。取引先であればこの情報が見たいのかな?だったり、求職者にはこの情報が刺さりそう!などイメージを膨らませてコンテンツを選択してください。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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