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元不登校が緊急事態宣言が解除された学校に復帰してみたら

こんにちは。島村です。

25日に、緊急事態宣言が解除され、

学校が(一時登校という形だけれど)再開しました。

これまでとは全く違う景色と化した学校に正直驚きを隠せませんでした。

マスクをした人々、あちこちに(数は少なかった)設置された消毒液、

これからの変則的な予定(当面は分散登校)の説明を受けました。

学校の雰囲気としては、再開した事への安心感と、密を防ぐために必死な先生方の緊張感が織り混ざって、なんとも言いがたい感覚で、

どういう態度、心持ちでいたら良いのかよく分からなかったです(笑)

実は僕は高2の時から、精神的な問題と軽いイジリ(もしかしたらいじめに該当するのかもしれない)
(自分ではっきり定義するつもりはないのでこのままにしておきます。)にあって一時期不登校になってたんですね。

あと、もう一つの学校にいけなくなった理由が、

「人が大勢いる所が苦手」

っていうのがあったんです。

僕の学校は比較的人数の多い学校なので、

(なんで人数の多い学校にしたかは聞かないで下さい(笑)当時はこんな事になるとは微塵も思っていなかった。)

全国集会とかで集まると結構な迫力だったわけですよ。

それでなんとなく気持ちが悪くなったり、

その場にいられなくなってしまった。

それが原因でいけなくなってしまいました。

で、今学校に行ってみると、



①集会が無い

②授業時間が短い

③生徒同士が話す機会がが少ない

④適正な距離感が保たれている


こういう、状況下にある。

もちろんこの新型コロナで不登校やいじめが解決するわけではないです。


ただ、僕の場合は、

「ちょっとやりやすくなってきたぞ。」

という手応えがあったのです。

いじめの、元凶、

「学校という閉鎖空間に子供達を閉じ込め、
異常にベタベタさせて教育を行う」

という学校の当たり前が崩れつつあるわけです。

これがないだけでだいぶ違うんじゃないかな〜と思ってます。

あと、1人の高校生として思うのが、

この状況下で、オンライン授業の良さに気付いた人が少しでも増えて、

全日制高校が合わない!という人が少しでも多く通信制やその他の選択肢に目を向けられるようになったらいいなぁ、と。

それで不登校やいじめが解決する事もあると思うので。

今だに、「通信制高校は落ちこぼれ」とか、
「社会不適合者がいく所」みたいな偏見ってありますよね。

日本の悪いところで、ちょっとでも外れた人がいるとすぐそれを叩くっていう。

勝手に自分たちの価値観で「普通」を作り出し、「普通じゃない」事をマイナスに見てしまう。


日本は他国に比べて民族的にも多様性があるわけじゃないので、いろんな選択肢があるんだよ〜って事に慣れてないのもあるんですけど。


そもそも、そこが居場所である人達に対して失礼すぎますよね。

新型コロナ関係の差別があるのは言語道断ですが、そういう当たり前の固定観念とかも壊れて、社会全体で選択肢が増えていけたらいいと思います。

それでは、ありがとうございました。(*´꒳`*)



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