ボカロとは

ボカロという言葉をよく耳に、もしくは目にするようになった。
ちなみに「ボカロ」とはボーカロイドの略らしい?
うーん、これだけではわからない。

ボーカロイドとはヤマハが作った音楽制作のためのシステムのことらしく、それによって生み出された音楽の総称を「ボカロ」という。
作詞作曲をしても、ボーカルに歌ってもらわねばならず、イメージ通りに歌える歌い手を探すこともなかなか難しい。その点、ボカロならばひとを選ばず、生身の人間ならば難しい節回しなどもなんなくこなせるのが魅力・・・ということだった。
ちなみに、米津玄師やYOASABIのコンポーザーAYASE氏もボカロ出身だとか
・・・ということを先月東京で知った。

なんだか時々目にするけど、よくわからない言葉を知るきっかけになったのは甥っこ1号の発言。2号はボカロの音楽が好きらしく、いつも爆音で聴いているけど何がいいのかわからないとのことだった。
それで、そもそも”ボカロとは?”と付け焼刃で調べたというわけ。

その上で、2号にボカロは何がいいの?と聞いてみた。
すると「それは他のミュージシャンのどこがいいの?」っていうのと同じだよ、と言う。僕も最初は興味はなかったけれど、友達にいいと勧められて聴いてみたら気に入った曲があっただけ。とのことだった。

なるほど。もっともなご意見。

とかく、コンピューターで作った音楽なんて・・・と穿った見方をしがちだけれど、良いと思ったものを偏見なく取り入れる甥っこ2号の感性がちょっと羨ましくなった。
彼は幼い頃から作曲を習っていて、それをピアノで弾いているのだけれど、ボカロが気に入ってコンピューターで作曲をしたいのかというと、そちらは特に心惹かれないらしい。ピアノの練習はもっとしたいそう。
妹によると、二人に同じお稽古ごとをさせてきたが、向き合うスタンスは違うらしい。1号はあまり練習しないけど、2号はわりとコツコツ練習するタイプ。でも、あまり披露してくれなくて、ピアノ弾いてとリクエストに応えてくれるのは1号の方なのだ。もうピアノも二人に超えられつつある。

それにしても、子供の感性って面白い。
また時々話しかけて教えてもらおう。嫌がられない程度に。(笑)

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