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#7 初めて英語を好きだと感じた瞬間

中学2年生のときです。

当時は英語が好きな科目というわけでも、得意な科目というわけでもなかったです。どちらかというと数学のほうが好きで、得意な科目だったと思います。思春期の男子中学生らしく、勉強は全般的に好きではなく、ただテストで点数をとるためだけに勉強をしていました。

冒頭で申し上げたのは、中学2年生の暗唱大会のときです。今やどこの学校もそうだと思いますが、私が通っていた中学校もふつうの英語の授業のほかに、オーストラリア人の先生の英会話の授業がありました。

余談ですが、この英会話の授業中、クラスの私語があまりにひどすぎて、Tonyに英語で"Everybody, be quiet!"とガチギレされました。白人がキレているのを見たのは、あれが最初で最後の経験です。

暗唱大会は、クラスで代表者が1名選考されて、全校生徒の前で発表して採点される形式でした。私はクラスの代表に選ばれたらかっこいいな、と思い、授業中にTonyが読んだお手本を記憶しておき、帰り道に練習を繰り返しました。最寄駅から自宅まで徒歩で10分以上あり、歩きながらスピーチの練習をしました。当時、私は水泳をやっており、電車でかなり遠くのスイミングクラブに通っていたため、割と忙しくて、勉強できるのは移動時間だけでした。

練習の甲斐もあり、無事クラスの代表に選出されました。私が選出されたのは、クラスのみんなにとって意外だったと思います。私は当時、不真面目な生徒の代表であり、またクラスには英語が得意な優等生キャラの女子もいたため、彼女からは「なんでいつもふざけているあいつなんかが選出されるんだ」と疎まれたに違いありません(笑)

さて、以上が私が最初に英語を好きだと感じたきっかけになりますが、抽象化して話せば、私はネイティブのような綺麗な発音で話せるようになるのが好きだったのとともに、日本語にはない英語の独特の「音」に惚れたのだと思います。またいつか機会があれば書きますが、そのあと高校生になってからPROMINENCEDという英語リーディングの教科書と、「速読英単語 必修編」の音声CDをシャドーイングしまくって英語が得意な科目になったのも、あのCDから流れるナチュラル・スピードに合わせて、まるで英語を話しているかのような錯覚を覚えるのに快感を感じていたからだと思います。また、高校3年生の夏の東大模試を駿台で受けたときに、生まれて初めて聞いたイギリス英語の音に感動したことも、今でも忘れはしません。

というわけでは、私は英語の「音」に惚れたのでした。

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