見出し画像

対面のコミュニケーションにおける情報の多さと、拒否できない問題

自粛生活で気づいた事!

日常で、受け取らざるを得ない非言語情報をたーくさん受け取ってストレスに感じていたんだなーって事。人がいるところには、物があって、音があって、匂いがあって。自分の好みではないそれらの情報は受け取り拒否ができない場合も多い。

と思っていた。ところが!ここに来て、人と人は適切な距離を取ることが推奨され、直接対面でのやりとりは極力避けることが望ましくなった。オンラインでのやり取りがメインになり、直接会える人はほとんどおらず、対面するのは生活を共にするごく限られた人とのみ。これにより、今まで「仕方ない」と思っていた他人の匂いや騒音から逃れられることができた。

嬉しい反面、悲しい反面もあり。愛する人とも一定の距離を取らなければならない。近寄って抱きしめる、キスするなんて事も未知の病に感染する可能性のある危険行為になってしまった。パートナー同士が共に時間を過ごす中でお互いを癒し、活力を与えられるような、ささいだけれど偉大な瞬間が新生ウィルスたちによって奪われてしまった。

これまでの前提が崩れる事で新たに生まれる、陰と陽。時代はもうとっくに、変わってしまった。

私はもう、満員電車に乗って知らない人の汗や匂いにまみれることはないだろう。今後一切。

代わりに、愛する人に会うタイミングでは思いっきり抱きしめて思いっきりキスするだろう。永遠に飽きるまで。

この記事が参加している募集

#スキしてみて

526,418件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?