細菌絶対殺すやつ

アホエンオイルというのを作ってみたんです。

アホエンっていうのは、ニンニクをすりおろしたときに出てくるアリシンを加熱すると変化するもの。

このアホエンが抗菌抗がん作用、コレステロール低下、血液サラサラ、疲労回復、記憶力アップ、免疫力強化といろいろと健康に貢献してくれるすごいやつ。



むかし、テレビでこれを知って早速作っていたけれど、手間がかかるのでまもなく辞めてしまった。



アホエンオイルを作るとき、刻んだニンニクをつけた油ごと湯煎に長時間掛けるのだけれど、


80度以上熱を与えてしまうと壊れてしまうし、冷めてしまうと抽出に時間がかかるしで、作るのに本当に面倒だった。


最近、またアホエンオイルのことを目にして、もっと簡単な作り方があったので、久しぶりにニンニクを手に。


ニンニクをすりおろして、しばらく放置。そのあとオリーブオイルを混ぜて常温放置で5日間。


時間はかかるけど、このやり方でも抽出ができるんだと。


一番効率がいいのは37度で24時間。


早速トーストに塗ってたべてみると、ちょっと刺激臭が。しばらくすると消えたけど、うまく抽出できたかは自分の身体で感じてみよう。


こういうものを作ってしまうとついつい食べ過ぎてしまう。身体にいいものだから、健康に生き抜くためにはね。

しかし、知る人は知っている、ニンニクがかなり危険な食べ物だと。


ニンニクを刻むと出てくるアリシンの殺菌作用は加熱しても、効果は残っていて、消化器系の大腸菌にも効果があるけれど、ビフィズス菌や乳酸菌も例外ではない。

Twitterで知り合いのラーメン屋に行き、閉店間際でありったけのニンニクをリクエストしたそうな。

もりもりとおいしい思いをして帰ったのだけど、翌日ひどい腹痛を起こして救急車に。


胃壁が破壊されて、腸内細菌も殺菌されてしまったそうな。


腸内細菌は昨今研究が進んでおり、免疫力や性格にも関わってくるとされて、腸内細菌叢が腸壁を守っているゆえに毒素が血管に入りにくくなっているという。


何事も過ぎたるはナントカと締めくくれるけれども、人間がタマネギとかニンニク食えるのって、生物の中ではめずらしい部類なので、本来は植物が生きるために進化した毒の産物をむしゃむしゃ食ってるんですよね。



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