デンキウナギが集団で狩りをしたよ

動物が社会行動をするところはよく見かけるんだけど、鰯は集団で泳ぐことででかい生物と錯覚させたり、オオカミは上下関係があって、食べる部位が役目によって違ったりする。

沼地や川で生息する両生類や淡水魚の類いは社会行動をするイメージはあまりなかった。

ブラジルのアマゾン川流域の湖で、デンキウナギが集団で狩りを行っているところを発見。研究者は大発見と驚いているのこと。

米スミソニアン自然sに博物館の発表によるとブラジル北部パラー州の入り鯉川二メンする小さな湖にデンキウナギが100匹以上いるのを発見。協力をして狩りをしていたところを観察したという。

デンキウナギはテトラという小型の淡水魚を浅瀬の狭い場所に追い詰めて、電撃で気絶させる。

デンキウナギが発する電気は860ボルトの電気を放つことができるけれども、家庭で使っているコンセントが100ボルトと比べると、どれだけ大きいか想像がつく。

ただ、電圧が強ければいいというわけでなくて、電流の強さもないとダメージが与えられない。なお、デンキウナギの電流は1A。家庭のコンセントも1A。余裕で死ぬ。

この淡水魚に知性があったのかと思うと、疑問が払拭出来ないけれども、長年生息していたデンキウナギたちの連綿と伝えてきた行動なのかもしれん。

これを見て思い出したのが、シャチがアザラシを捕まえるために集団で行動したところが撮影された。

海面に漂う氷の欠片の上で囲まれてしまったアザラシを、シャチが水面から様子をうかがう。やがて複数のシャチが周りを囲むと、水面をその巨体でゆらし始め、大波を作ってアザラシの乗る氷上をどんどんゆらす。

横一列にそろってシャチたちが知恵を見せて波を作る様子は恐怖とともに感動も覚えた。

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