クチャラーや貧乏揺すりにイライラする人は3人に1人がいる

咀嚼音や貧乏揺すりにイライラすることはあまりないのだけれど、鼻が鳴る音や歩きにいらないリズムがあるとイライラすることが。

学生の頃に隣にいた人が気づかずに鼻がピーピー鳴っていたのがどうしても気になっていたのだけれど、それを指摘しても本人はまるで気がつかないでいた。自分も我慢できなかったので、何度か指摘をして感じ悪くしてしまったと今では申し訳ないと感じている。

貧乏揺すりが気になる人もいるけれども、となりの人が食べているときに音を鳴らすのが気になってしまう人もよく聞く。いわゆる「クチャラー」と呼ばれている。

クチャラーは口を開けてものを食べている人に多い。本人はそのつもりはないのだけれど、口を閉じているか口が開いてることに気がつかないか。自分の咀嚼音は常に聞いているから、気にはしないけれど、他人に聞こえているかは他人しかわからないので、指摘してもらうしかない。こればかりは、知らず知らずに白い目で見られていたというのは、恥ずかしい反面知らなかった方がよかったと思うこともあるかも。


カナダブリティッシュコロンビア大学の学生が発表した論文では3人に1人が咀嚼音と貧乏揺すりにストレスを感じるミソキネシアという感情的な反応をするのだという。

4100人以上の参加者から実験を通して、大学生と一般集団の混じるミソキネシア感受性の有病率を測定。参加者の約3分の1が祖遮音と貧乏揺すりにいらだちを感じていたという。

脳にあるミラーニューロンがそうさせているのではないかという仮設が立っているけれど、具体的なことはまだわかっていない模様。

はたして、クチャラーや貧乏揺すりを止めることが先なのか、ミソキネシアを抑制することが先決なのか、これは問題を解決するにはもっと時間が必要の様子。

当面は視界に入れないようにそっと距離を取った方が平和的な解決なんだろう。しかし、混雑するラーメン屋で隣の人間が貧乏揺すりしながら音を食べて食べていたら、どうすればいい。

この問題に誰か懸賞金を用意してくれないだろうか。



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