【スマホで成分チェック】スマホカメラで液体の気泡を分析して不純物をチェックするぞ

時々、海外のサプリを通販で仕入れることがあるので、成分と1回分の処方くらいは読めるようになってきた。それでも、全部が読めるわけじゃないので、実際どういうことが書かれているのか。

じつは簡単に読み解く方法があって、グーグルレンズを使うと画像解析で英文を読み取って、翻訳をしてくれる。

グーグルレンズはカメラにその成分表を収めたら、翻訳というボタンをタッチするだけで、英文が映っているところは日本語に書き換わってしまう。
ひとむかしまえだったら、まるで近未来映画のような出来事で現実味を感じなかった。

今の画像解析やそれに対する翻訳の精度といい、自分が思い想像していた未来技術が、いつの間にかこの手に存在している。

すでにARコンタクトレンズもすでにあるので、いつかはこれを手にするだろう。こういうの好きだから。


シンガポール国立大学と韓国Yonsei Universityの研究チームが開発したのは、スマートフォンのカメラで未開封のボトルの液体内容物に不純物が混じっているのかを検出するシステム。

密封されたボトルを逆さにすることで、上昇した気泡の形や動きをカメラで修めると、AIが分類して不純物が混じっているかを予測する。

液体ごとに特性があって、密度や年生、表面張力、気泡の半径、縦横比に気泡がそれぞれに違っていて、観測したこれらの特徴を定量化することで、液体製品を区別する。

記録した液体のデータと実際に買ってみた同じ製品を買った時に、違う値が出たら、それは何か混ぜ物がされていると言うことになる。

オリーブオイルや蜂蜜、アルコールなどの液体商品偽造の報告がやっぱり多くあって、本来ならそれを取り出して、成分分析でもしないと本物かどうかがわからなかった。それを確認するにも手間と時間がかかりすぎる。

しかし、この粗悪品のために健康を害したり、果ては死亡事故にもつながる可能性もある。はたして自分が飲んでいるものはちゃんとしているのか、疑わしくもなってくる。

スマホのカメラで成分をチェックできるなら、これらの液体商品を見聞することが出来るだろう。
しかし、全ての商品にそれが通じるというわけでもなく、光を当てないために遮光性のある瓶に詰めているモノもたくさんあるわけで、チェックが出来るために透明な瓶にするようにと指導するのもおかしな話になってしまう。

この機能は便利ではあるけれど、成分偽造をもっとへらすには違うアイディアが必要になるだろう。とかく、食品を買うには性悪説の態度で自分らが賢くなった方がいいわけで。


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