【飛び散らない小便器】物理学者がおしっこを飛び散らせない小便器を開発したぞ
男性の立ち小便はなにげにたくさん飛び散っていることを理解されていないらしい。ちゃんと狙って流しているというヒトもいるけれども、問題はその飛び散る飛沫にある。
これを掃除する人の身になって考えてみると、今後立ちションをする時が滅入ってしまう。
ちなみに水流は法則があって、例えば栓を抜くと左巻きになって流れる。これはどこにいても渦巻きは左巻きになる。これは地球の自転によって怒る法則で、おしっこもまた左巻きの水流になる。
ただ、トイレやシンクの形状によっては渦巻き方向が変わることもある。ちいさい渦ではたいした力ではないから。
カナダのウォータールー大学の機械、メカトロニクス工学科の助教授であり流体物理学の研究者でもあるZhao Pan氏はおしっこが飛び散りにくい小便器を開発した。
小便をどこにかけても便器の磁器に浅い角度で当たる様にすることが、飛び散らない小便器を作る鍵であることを11/22にインディアナポリスで開催されたアメリカ物理学会の流体力学部門会議で発表された。
Pan氏は飛沫が発生しなくなる角度を「臨界角」とよんでおり、流体が表面にぶつかる角度を臨界角以下に保つことで飛沫を防ぐことが出来るという。
このデザインは内側がカーブした背が高く細長い小便器でオウムガイと同じような形状をしている。表面にはなめらかな流れがあり、水滴が飛び散るのを防いでいる。
なお、左2つは従来のもの。右から2番目が最も優れた形という。それでも小便はこぼれると言うけれど、従来のものと比べると1/50ほどになるとか。
外食レストランではトイレに清潔感が大事。掃除が行き届いていると安心するものなので、いいお店というのはこういうところで判断するといいですよ。
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