【ソーラーより風力発電】羽なし風力発電は太陽光発電より50%多くエネルギーを生み出すぞ

自分の部屋にはダイソンのホットアンドクールがあって、暖房の代わりになるかなと思って買ったけれど、コレがメインの暖房器具にはなっていない。だって、消費電力が大きいからエアコンの方がまだましだった。

なんで、ダイソンを買ったのかというと羽根がなかったからで、羽根がない送風機という空気力学を利用した科学のアイテムを身近に置いておきたかったという願望があった。

結構高い買い物だったわけで、到着した時はそれなりに胸が高まっていた。コンセントが延長コンセントにはつなげられなくて、大本のコンセントからつながないと刺さらなかった。まあ、消費電力が大きいからたこ足は危険という配慮から、コンセントプラグの大きさを設定したんだろう。それはさておき。

羽根がないのに、なぜ風が来るのだろうとよく見てみるとわっかの淵の辺りに隙間が見える。ここから空気を送っていたのだ。ここから、流す空気が周りの空気を引き寄せて、部屋をかき回す風力を実現していた。

ただ、熱量はちょっと乏しい。やはり、ちゃんとしたヒーターの方が暖房には向いている。


アメリカの発電システム企業「Aero Technologies」は屋上に設置する風力発電を開発した。ソーラー発電よりも50%多くエネルギーを生み出せるという。

このブレードレス風力発電装置は、レーシングカーの翼の様な空気力学を利用して、各建物の気流を捉えて増幅させる。騒音が大きく、視覚的にも邪魔で、渡り鳥にとって危険な従来の風力発電機とは異なり、動かない発電機でありながら、同じ事ストの屋上ソーラー発電よりも50%多くエネルギーを生産する。

装置の中に煙突の様なパイプがあって、入り口にタービンの様なものが廻っている。ここから、レーシングカーの翼の様な空気力学を利用して、気流を増幅してから、エネルギーを生み出す。

このシステムは通常、風向きの強い建物の端に20-40台のユニットを設置する。ビル風の強い都会なら、立地に問題なく風を捕まえられそうだ。

現在、ミシガン州ワイアンドットにある製造工場でテストを行っているとのこと。安定した供給を得られるのかはまだわからないけれど、こういった方法で電力会社から供給以外にもライフラインを確保できること、ひいては自家発電できることで、光熱費を削減ができる。

一家に一台自家発電機が出来る様になるか、しかし家が大きくないとこの手の再生エネルギーは生産量が出せないみたいだし。


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