顔の筋肉の動きで嘘つきを見破るぞ

嘘発見器の仕組みは、人間の生理現象の変化を測定して、相手が嘘をついているかを調べる。

代表的にはポリグラフを使用した装置が有名で、血圧や心拍数の変化などを読み取って、嘘かどうかを判定するモノで、最初は差し障りのない質問をつづけて、本題の質問をすることで、ベースラインと異なる反応を検出する。

1960年代にはこれが登場しており、世界中で最も使われているのはアメリカ。最近では嘘発見器のおもちゃやアプリもなって、パーティグッズにまで広まった。

ただし、平気で嘘をつける人には通じない。心拍数や血圧が変化しないから、違いを読み取れないから。


テルアビブ大学の研究で、顔の筋肉や動きを測定することにより、73%の制度で嘘つきを判定できた。

嘘をついたときに頬の筋肉と眉毛の筋肉が活性化するという。顔に貼り付けたセンサーによって、嘘をついたときの反応を読み取るという。

嘘つく人と嘘を見抜く人をわけて、簡単な質問に対して嘘をついてもらう。嘘を見抜く人は顔の動きを読み取れなかったが、センサーは反応を示し、この手の嘘発見器では非常に高い精度を見せたとのこと。

今回の実験はまだ初期段階だそうで、これからは画像認識で選別するソフトウェアを開発を目指しているという。

これが出来るようになったら、スマホアプリになるのも時間の問題だね。まあ、長年暮らしているパートナーだったら、そういうモノもいらないんだろうけれど。


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